コテージゆうゆう 大居様
北の国から暖かいコメントありがとう御座いました。
またまた北海道のお客様とお知り合いになる事が出来ました。
ゆうゆうさんのコテージは国際スキー場で有名な北海道富良野市です。
富良野スキー場
18年前に地元の役所をお辞めになって裸一貫で富良野でコテージと農場を切り盛り、今では息子さん夫婦も手伝っているとか。
時々電話で応対してくれている女性が多分お嫁さんかな?感じの良い人でしたが・・・
今回は三菱ローザをお届けして下取りが三菱ローザです。
受け渡しは新日本海フェリーの新潟港で・・・
(僕は5月26日AM10:30の小樽発のフェリーで行く、その帰り船PM4:30の小樽行きに乗って帰るから)
へー随分フットワークが良い人だなー、聞けば新潟港はもとより舞鶴港、境港へ牛の売買でよく言ったとか。
大居さんから牛について電話で色々教わりました。
現在の牛は紀元前4~5世紀に朝鮮半島の百済から伝わって来たとの事、敦賀へ向けて船出をしたが対馬海流の関係で
兵庫県の但馬海岸へ流れ着いた。
但馬地方
そこで地元の人達に歓迎された。
当時産業の無かった但馬地方で、牛はていねいに育てられ日本で最高と言われる但馬牛ブランドが出来たとの事です。
その血統が松阪牛、近江牛、宮崎牛、前沢牛、飛騨牛、佐賀牛、鹿児島牛などで日本の和牛の85%が但馬牛の血統だとか?
この血統の牛をわが国の家畜事業団が、雄牛を中心にさらに品種改良され磨かれ、今や世界一のブランド牛に育て上げたそうです。
(外国牛には霜降りは出来ないが、和牛には霜降りの出来やすい素地があるのだそうです。その上、とうもろこし、大麦だけでなくビタミンAとかビタミンCとか黒糖やビールまでも飲ませて肉質を良くする努力をしているのだそうです。)
但馬牛が世界一!!知らなかったなー?・・・大変勉強になりました。
農林水産大臣賞金賞受賞の牛
この度お付き合い頂いた“コテージゆうゆう“の大居さん18年前に地元の公務員を退職、この事業を始められたとの事。
30ヘクタールの広大な土地で牛の牧場をはじめ、農家でもあるため道産食材のジャガイモ、玉ねぎ、かぼちゃ、トマト、ナスきゅうり等、大抵の新鮮採れたて野菜が毎日頂けるとか・・・(うらやましい)
北海道の雄大な牧場
コテージも1名~4名から6名~12名と色々なタイプ、ファミリーで良し、グループで良し、自炊も良し、長逗留は特によし、とにかく値段が安い!
話によると埼玉県、神奈川県、鳥取県など、全国の高校20数校が代わる代わるに40人近くの生徒さんを連れて毎年農業研修に訪れるそうです。
実体験からか大居さんの話しは説得力が有り実に面白い、ついつい電話で30分近くの長話しになります。
先日も電話をしたら・・・
(たった今農場の車庫にマイクロバスを入れて来たところだ。離れているの? 1.2KM先の農場の車庫だよ)
僕らが昔好きだった西部劇、アメリカ映画で見たアランラッドの”シェーン“のカウボーイみたいな生活をしているのですね・・・
(はっはっは、近くに何も無いから何でも自分たちでやらなければならないんだ。)
ここだよここ! 都会の超多忙の日本人が探しているスロームーブ、スローフードの場所は・・・空気はうまいし夜見る星は手の届きそうに近く見えるし・・・
毎年新しい高校生達が゛コテージゆうゆう“の広大な農場で農業研修、生きた牛の乳を搾り、大きなトラクターでジャガイモを掘り起こす。
現在日本は60%以上の食べ物を輸入に頼っている。
世界の人口は新興国を中心に増え続けている。やがて食べ物をめぐって紛争も?
その生徒たちが新しい感性を取り入れ、海外にも負けない新しいスタイルの日本の農業を創りあげてくれることを期待します。