幼児バスの乗車定員と運転免許証の関係はこのようになっています。
今回は、幼児バスについて少しご説明をさせて頂きます。
最近では、園長様ご自身で運転をされる女性の方が多くなってきたように感じます。幼児バスは、乗車定員がメーカーによって少々異なっています。全長699㎝のロングホイールベース車の場合は、大人3人で幼児が51人となっているケースが多いようです。幼児は大人1人に対して1.5人勘定をしますので、51人の場合はきっちり割り切れて大人換算で34人。合計37人乗りとなります。この結果、乗車定員30人で仕分けされる自動車税が年間8,000円程度高くなります。また、ナンバープレートも大型車のものになり、運転には大型免許が必要になります。
次に全長が624㎝~625㎝のショートホイールベース車両では、乗車定員は三菱以外のトヨタ、日野、日産の場合、大人3人+幼児39人となっています。大人換算をすると39人なのでこちらもきっちり割り切れて26人です。大人3人を加えると29人となります。30人以下なので自動車税は割安になります。また運転免許は、8トン中型限定解除で大丈夫です。ナンバープレートのサイズは乗用車のものと同じ大きさです。
三菱の場合は、大人3人+幼児41人という構成になっており、幼児41人を大人換算すると27.333…となり自動車税に適用される整数値は27人となり30人以下の税率が適用されます。但し、乗車定員が29人を超過するので、運転免許は大型が必要です。
小規模な幼稚園或いはマイクロバスを補完する用途で最近特に需要が高まってきているのが、ハイエース、キャラバンクラスの幼児バスです。例えばトヨタハイエースの場合、大人4人+幼児18人ということで、幼児18人を大人換算すると12人で合計16人乗りとなるため普通免許ではなく、8トン中型限定解除免許が必要になります。
幼児バスを検討される際に、分かりそうで分かりにくい情報を整理してみました。
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