ミャンマーの自動車学校・・・(2/5)
4月30日弊社オートギャラクシーは、現在日本全国の自動車学校から直接教習車を買取らせて頂いております。
メンテナンスのしっかりしたこの教習車をミャンマーに輸出できないか?との思いで教習車の情報収集にとミャンマーの教習所を訪問しました。
ヤンゴンには2箇所くらいしかないそうだ。
この国は昨年(2010年)の10月ハンドルが右ハンドルから左ハンドルに替わったらしい。
即ち車は右側通行になった。
昔日本でも沖縄県で左ハンドルが右ハンドルに変わった事が有る。
しかしそれとは違い国内の交通ルールが一度に車輌が右側通行に替わったのだ。
従って今後輸入中古車は左ハンドルに限るとの事である。
しかしこの教習所で教えている車輌はジープタイプの右ハンドル車である。
殆どがジープタイプ
コース内は確かに右側通行である。・・・奇妙に見える。コースも日本のように広くは無くS字カーブとか坂道発進、車庫入れ等のコース・スペースは無い。
ただエンジンをかけて前に進んでいるだけのようだ。ここで程ほどの時間練習後試験を受けて免許証をもらうのだそうだ。
日本で30年~40年前、自動車教習所の無かったころ僕らが河川 敷きの貸しコースで何時間か練習して本番の試験で免許取得したのと同じ方法だ。
右ハンドル車で練習、免許証を取得して左ハンドルの道路を走る??・・・何と矛盾している事が許されているのだろう?
日本の自動車学校風景 講習を受ける勉強室
ミャンマーも先々インフラも整備され免許証を取る人が増えるだろう。そうすれば品質の良い日本の中古教習車の
需要も有るだろう?当然、補助ブレーキ補助ミラーのついた。・・・
教習車の輸出は喜ばれるのではないか?とこっそり思っていたのだが?ダメな公算が強い。
現在ここで使用されている教習車は現地で手造りで製造されているジープで価格もUS$3,000からUS$3,500と
安い上タイヤはトラックタイヤ、バンパーもごつく少々ぶつけても問題の無い様に造られている。
各家庭で所有している右ハンドルの自家用車を持ち込んで練習しても良いらしい。
現在、日本では左ハンドルのアメ車、ヨーロッパ車が輸入されているようにこの国でも先々どちらのハンドル車でも登録を許可される事を期待したいものです。
水江一正