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海外リポート

ベトナムの古都”ホイアン”の熱気!

   ベトナムの古都”ホイアン”の熱気!

5月連休近くなり今年は少し暖かい国にとカンボディアの“サイトラベルの鷲田さん”に相談をして見た。ベトナム中部当たりは取れますか?ダナン、フエ、ホイアンで良いですか?航空運賃〇〇万円です。ハイシーズンなのに意外と安かった。宿はホイアンで連泊・・OK、世界遺産にもなっているベトナムの古都でゆっくり、のんびりされたら如何ですか?ホーチミン、ハノイは過去数回訪問して居るからなんとなく判る。へ~ノンビリね?と言う訳で5月1日AM9:00成田発のベトナム航空でPM1:00(時差が2時間あるので約6時間かかった)にダナン空港に着いた。ノンビリどころか気温は36℃蒸し暑くめまいがしそうな気候だ。いやな予感がした。ホテルには自転車の無料貸し出しが有るとの事、訪問前のイメージとして辺りが水田で農夫が水牛で水耕しておりその農道を自転車でゆっくり走る?等のイメージを持って居た。

のどかな水田ノンビリ牛を追ってベトナム水田

ところがホーチミン程では無いがバイクが道路中央を数列になって走っている、その中を乗用車が縫うように走り抜ける。エンジン音を轟かせクラクションは鳴りっ放し、危なくて道を横断も出来ない。

道を渡るにも・・

これでも昨日4月30日から3日間はベトナム統一記念日とかで休みの為少ない方だとの事。

休日だと言うのに

休日だというのに・・

もともと今回の旅行、僕はベトナムのこの熱気が好きで選んだ国だ。何処かで昼食を取りたいが人気店を紹介してとホテルのフロントに聞いて見た。そして1枚の地図を貰いシャワーを浴びて一休みをして地図を頼りに歩いて行く事にした。

統一記念日との事で道路脇にベトナム国旗が5mおきに立てられている。愛国心の強い国だ。道路は舗装されており両側にしっかりした歩道も有るがバイクが止めてあったり数多くの露店が出店している。

 

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中には乗用車まで歩道に止められており歩きにくい事この上なし。貰った地図を頼りにかなり歩いたが行きつかない。店の前で暇そうにしているオバサンに聞いて見た。この国は地図を見るセンスが無いのか質問の仕方が悪いのかその先右に曲がってすぐ。“サンキュウーアリガトウ”を繰り返しながらほとんど違った方向を教えてもらいながら汗かきながら2時間近くかかりようやく探し当てる事が出来た。こんなに遠いなら初めからタクシーを呼んでくれよ!・・ホテルのフロントのオネ~サンの顔が浮かぶ。僕は健康の為日常出来るだけ歩く習慣にしており1キロ、2キロ歩くのは慣れており苦にならないがこの暑さの中の場所不明は結構応えた。

やっと見つけたリバーサイドレストランはトゥボン川沿いの比較的大きな中国系のレストランだった。

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早速ビール!まずはタイガビヤーで兎に角駆けつけ1杯一気に飲んだ。

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何だこりゃ?ヌルイ?冷たいのは無いのか?氷を持って来てグラスに入れようとする。それはダメだ!アブネーナー、今度はシャンパンクーラーに氷を入れて持ってきた。OK!中をのぞくと殆ど水だ。

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どうしてこういう発想になるのか?冷蔵庫は無いの?

マッイイヤでメニュー?分厚い革張りのメニューを持って来た。色々書いているが写真が無い、単位は一品数十万ドン、サラダは旨そうだがヤバイ為やめておこう。と言う事で何のことはない硬いオーストラリアビーフと日本流の焼きうどんとサワラ?の煮魚を取って見た。

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これってベトナム料理?

想像して居たベトナム料理とはやや違っていたがお腹が空いていたのでおおむね〇。涼しい風が抜けているのは目の前のトゥボン川のお陰だ。

DSC02935+1     レストランの横はトゥボン川

この川は昔、海のシルクロードの中継地としてこのホイアンを発展させたそうな。その川に沿って歩いているとガイドブックにも載っている“セントラルマーケット”に出た。いわゆる世界遺産の保存地区の一部だ。

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セントラルマーケットにて

入り口近くの果物屋には新鮮な南国フルーツが無造作に籠に溢れんばかりに盛られている。この地の果物はどれも特に甘くて美味しい、滞在中に食べるためまとめ買いした。・・多分安いのだろう?

マンゴー、ライチ、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン、バナナ等々色々買って32万ドン?これだけ買ったのだから少し値切ってやろう!“金を30万ドンしか持って居ないから30万ドンにしてくれ!店員とやり取りしていると”店の奥からやり手そうなオバサンが出て来て袋の中から高そうなマンゴーを一個取り上げてこれで30万ドンで良い!・ライチ3個を減らせばよいだろう?・・と駆け引きしようとしたが、あっけにとられてチョン!僕の負けでした。(観光客はマーケット入口の店で買い物をするものでは無い!)しかし僕は熱気のあるこの様なやり取りが好きだ。瞬間的にもこの国の住民になった気がしている。

西谷iphone 305+1     特にライチはサイコー(日本じゃ中々お目にかかれない)

この一角は古都ホイアンの保存地区だ。通常この地域に入るには24万ドンの入場料が必要だが(知らなかった)、迷って入って来た為、入場料は払って居なかった。壁は黄色に統一されて店の種類も衣料品店,絵画店、土産物店が多いがどの店も画一的で客は殆ど入っていない。店頭でオジサン、オバサンが小さな椅子に座ってウチワでのんびり涼んでいる。客を待っているイメージでは無い。

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よくやっていけるな~?唯一混んでいる店がある、それはコーヒーショップだ。

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近年ベトナムコーヒーがブームになり店を出し始めているのだろう。造りは比較的新しい、客は特にヨーロッパ人が多い。6万ドン~7万ドン(300円~350円)と安くは無いがそれだけ美味しい気がする。どの店もクーラーは無く扇風機のみ、うっかり扇風機の前に座ると悲劇である。日本の星野コーヒーでくつろぐのとはちょっと違う。驚かされたのは座っていると店の中まで民芸品やサングラスを売りに来る。それも10分おきにさっき断った同じ客に売り込む?さっき断ったじゃネ~カ!しかし不思議なのはヨーロッパ人その売り子と色々な会話をしている。(売り子も英語が多少できる。)笑いながら楽しそうに色々な事を質問している・・が買わない。この辺の神経が我々には判らない。

この地域には何ケ所か見どころが有る。福建会館もその一つだ。当然、中国人華僑の集会所である。“福建省”以前長崎でも沖縄でも石垣島でもこの省出身者の唐人墓地を見かけた覚えが有る。調べたらやはりそうだった。東南アジア華僑の大半がこの省の人達の様である。

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海流の関係で日本に近く倭寇と結託して密貿易をしていたとある。台湾本省人、シンガポール、マレーシア等など、そしてその子孫が今の東南アジア経済の一部を握っているとの事もの物凄い生命力の有る民族だ。

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無数にまかれたお線香が吊り下げられている

現在日本でもこの地の中国人と商談をする事が有るがかなりシビアーな条件を出す。ノンビリ日本人はうっかりすると飲み込まれてしまう。今の中国の勢いを感じる等と感心しながらもう一ケ所の目的地“来遠橋”(別名日本橋)日本人街と中国人街を結んでいた18m位の小さな屋根つきの橋だ。

DSC03164+1  屋根付きの”日本橋”

400年以上昔に日本人の先輩が4.000㎞も離れたベトナムのこの地まで木の船で星を頼りに何ケ月も掛けてこの地に到着したのだろう?そして言葉も習慣も違う現地の人達と交流をした。そしてその後、江戸幕府は鎖国した為、又何ケ月も掛けて帰国した?その人達この国の何を買って帰ったのだろう?資料館には難破船から回収したと言う皿などが多数展示されていたが、その辺をもっとガイドに聞きたかったがあいにくガイドは新人の為ガラスケースの説明書を読むだけの人だった。今のベトナム輸出品はコンピューター部品、原油、天然ガス、縫製品、水産物とある、当時とすれば翡翠、ルビー、大理石等だろうか?又胡椒とか米とかも需要が有ったのかも・・命を懸けて貿易をしたのだろう。チョンマゲをした日本人達が身振り手振りで現地の人達の為に協力をして橋を掛けたり田畑の水路を造ったりしたのだろう。その末裔たちが今でもこの地に多くいるかと思うと何となく身近に感じる。

西谷iphone 365+1    ここホイアンの街はランタンでも有名

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それから400年経った今でもベトナムには知日家が多いのは農耕民族であると同時に真面目な働き者が多いのも日本人と共通している部分が有るからかも知れない。ちなみにこの国の女性は特に働き者が多く強いらしい・・これも共通しているのか?

                                水江 一正

イスラム過激派組織がラマダン期間中にテロを呼びかけ声明!

   イスラム過激派組織がラマダン期間中に
              テロを呼びかけ声明

敬虔なイスラム信者
      敬虔なイスラム信者
5月21日、イスラム過激派組織ISILは、ラマダン期間中のテロを広く呼びかける声明をインターネット上に公開しました。
テロ
同声明では、特に欧米諸国におけるテロの実行を呼びかけており、同組織の主張に影響を受けた者による、いわゆる一匹狼(ローンウルフ)型の民間人を対象としたテロの発生も懸念されます。
本年については、6月6日頃から7月5日頃までが、ラマダン月(イスラム教徒が日の出から日没まで断食する)に当たります。
また、ラマダン終了後には、レバラン大祭が行われます。
ラマダン日没後の食事
      ラマダン日没後の食事
特にイスラム教の集団礼拝の金曜日には注意との事です。
今年もこの時期サッカー欧州選手権、ツールドフランスなど注目度の高いイベントが有ります。
サッカー欧州選手権
       サッカー欧州選手権
昨年もISILは、ラマダン月(6月18日頃~7月18日頃)に同様の声明を発出しています。
同声明に呼応したものか否か明らかではありませんが、昨年のラマダン期間中には、チュニジア沿岸部スースのリゾートホテル及び隣接するビーチが武装集団に襲撃され、外国人観光客38人が殺害されるテロ事件(6月26日)その他多くの事件が発生しています。
特にこの時期、海外旅行や大きなイベント会場に近づかないよう充分注意する様にとの事です。

Mr、H氏からザンビアの情報を頂きました!

ザンビア独立記念日の風景

Mr、H氏から最近のザンビアの情報を頂きました。

          「ルサカのオフィス需要で火災ビルも再生」
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20年も前に火災にあいそのまま焼け跡の無残な姿をさらし放置されていたルサカ中心街のひときわ高いビルがザンビアの成長に伴うオフィス需要による建設ラッシュの続く中、ようやく近代的な?ビルに生まれ変わろうとしています。
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  骨組みが無残な建設途中のビル
ただし骨組みは火災後の焼けたビルのままいわば内装、外装を貼り付けただけ、あまりにザンビア的過ぎる気がしますがもうすぐ完成です。地震がないとはいえ果たして火災にあった鉄筋コンクリートの強度に不安はないのか?」・・・

窓は割れたままの焼け跡の無残なビルの写真があるとその比較で面白いのかも知れませんが、残念ながらありません。

・日本では火災の有ったビルでは普通建て替えますよね?強度の心配もさることながら“縁起が悪い”理由から・・それにそのまま再建されたビルではテナント料も安いのでしょうか?その辺が大ざっぱでこだわらない人が多いのですね?
それとルサカにある独立の象徴となっている「Freedom・Fighter」のモニュメント写真も添付しました。
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 「Freedom・Fighter」のモニュメント・・ド迫力です!   
これは毎年独立記念日にはこの前で式典が行われ大統領をはじめ各国の大使が花輪をささげてザンビアの独立のために戦った当事の人たちを称えしのぶものです。
       
水江様がザンビアにでも視察に来て何かブログでも書いたときにでも使われると良いです。中心部から歩いていけますがこれを写真に収めるためにわざわざ行くところではないです。国旗と共にザンビアの象徴です。帰国前に写真がほしかったので撮ってきましたので使ってください。
                                                        ザンビア Mr、Hより
・イギリスから独立したザンビアは人口1.300万人、アフリカで今最も平和な国と聞きます。
ザンビアの一軒家  川を渡る象
     ザンビアの一軒家    川を渡る象たち
GDPは日本の島根県と同程度だそうですね?
スーパーマーケット(ほとんど日本車
スーパーマーケット(殆どが日本車)
交通網や電力インフラが脆弱な為弊社からもマイクロバスを御届けしています。
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    ザンビアで活躍”ローザ”
この国はトヨタコースターと三菱ローザが人気です。そして補助ブレーキのついた教習車も少しづつ船積みが増えて居ます。
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       教習車”ランサー”
Mr,Hさん帰国したら連絡をお待ちしています。
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ザンビアの仲間より・・「ザンビア通貨の下落が止まらない!」

ザンビアの仲間“Mr.H氏”より近況を頂きました。
ザンビア国旗                   ザンビア国章
       国旗                          国章
             ”ザンビア通貨の下落が止まらない!”
ザンビア
ザンビア通貨KWACHA(KW)の外貨レート(特にドル)はここ半年で70%下落となっています。その理由はドル通貨の強さのみならず銅の国際価格の下落によるものと説明されています。

主要産業となっている銅鉱山会社が国際価格の下落に伴い労働者の大量解雇を通告するなどこれまで順調に経済成長を続けてきたザンビア経済への影響も無視できない状況です。
首都ルサカ
              首都ルサカ
ともかく1週間毎に10%ほどKWが下落していた時期もあり当地の各種輸入業者はすべて注文は前金払い、またはドル払いを要求しています。過去においては10%ほどKWが下落し若干値を戻し数パーセントの下落で落ち着くという繰り返しでしたが今回はKWの下落は何時止まるとも知れません。

それに伴い物価の上昇は激しく公式には8%程度の物価上昇率ですが実感としてはそれ以上で、特に輸入品の価格上昇はすさまじく輸入家庭電気製品などはKWの下落に伴い毎月のように値上げされ 生活物資のインフレも伴い生活に支障が出ています。
ザンビア主要産業のトウモロコシ 観光資源サファリ ヴィクトリアの滝(世界遺産)
 主要産業のトウモロコシ      観光資源サファリ        世界遺産ヴィクトリアの滝
Mr、H様ザンビアの近況有難う御座いました。
ザンビアの状況は新聞などで気にはなって居ましたが相当ひどいようですね?資源をがぶ飲みしていた中国の急速な失速によりインドネシア、ブラジル、チリなどの資源大国の停滞が報じられています。

現地でのビジネスは大丈夫でしょうか?弊社でもここ1年近くザンビアのインポーターからの問い合わせもかなり減っており心配をしています。

我々輸出業者にとって円安は歓迎ですが現地通貨の暴落は困ります。ザンビアの銅、コバルト等豊富なようですが経済を天然資源に頼っている国はマーケット次第で振れが大きいですね?年内にアメリカが利上げの話も出ているし暫くは“我慢の子”でしょうか?
銅製品 銅製品2 銅線
                     ザンビアの銅製品
しかしそう言う沈み始める時にこそ今迄出来なかった種まきが必要だと思います。
頑張って下さい!
                                        水江一正

”カンボディア、アンコールワットの第三回廊の2015年の閉鎖日”が決まりました

ディスカバー・ニュー・アジア”の鷲田さんから頂きました。
アンコールワット第三回廊(中央祠堂含む回廊)の2015年閉鎖日
カンボジア1

アンコール・ワット観光のハイライトともいうべきワット最奥の中央祠堂を囲む第三回廊の見学ですが、2010年1月より回廊北側に階段を新設し入場制限を設けての登攀でした。
アンコールワット1+1アンコールワット遺跡+1アンコールワット遺跡象に乗ってゆっくりと+1
アンコーリワット遺跡群
このほど2015年の閉鎖日が決まり、下記のように公表されています。
閉鎖日はカンボジアの仏教暦で定められた祭日(1ヶ月に4~5日)は階段閉鎖となり、第三回廊へ登ることができません。

なお、第三回廊の登攀閉鎖日においてもアンコール・ワットの第三回廊登攀以外の見学は可能です。
また、各国の貴賓が訪問する場合、予告なしにワット自体の見学が制限されることもあります。
現地旅行社でご確認を。

★2015年仏教の日(登攀閉鎖日)
 1月: 4、12、19、27日  2月: 3、11、17、25日  3月: 4、12、19、27日
 4月: 3、11、17、25日  5月: 2、10、17、25日  6月: 1、9、15、23、30日
 7月: 8、15、23、30日  8月: 7、14、22、29日  9月:6、12、20、27日
 10月: 5、12、20、27日 11月: 4、10、18、25日 12月: 3、10、18、25日。

カンボディア観光目的のお客様、良く調べて訪問をして下さい!
今カンボディアはみるみる変っていますよ。
SEA VIEW SEA VIEW1
”Sea View”
ロン島の最も賑やかなコ・トゥーチ・ビーチの外れに位置したバンガロー。
静かな環境でバンガローの目の前でシュノーケルや釣りが楽しめ、賑やかさと静けさの両方を求める旅行者にお勧めのバンガローです。
バンガロー
”バンガロー”
名前の通りツリーハウスは立ち木を利用して、その上に作った小屋(バンガロー)でお勧め、ここからの眺めは最高の一言です。  (ツリーハウスご希望の方は予約の際に必ず『ツリーハウス希望』とお知らせ下さい。・・・・との事です。)
TREE HOUSE
”ツリーハウス”
併設しているレストランでは本格的な釜焼きピザが楽しめ、島内で最も人気があるレストランのひとつです。
RESTAURANT
”レストラン”
毎日朝早くから混雑している電車に乗って都会の摩天楼に勤めている貴方!たまには大自然に入り〝マウンテンゴリラ”の様な生活をして見ては如何ですか?
ウガンダ(MTゴリラ)
MTゴリラ的生活!?
僕は近いうち行って見ようと思っています。

ご参考まで
      New Sai Travel Service Cambodia.co.,ltd
      URL:http://www.saiweb.info

水江 一正

ザンビア在住の日本人パートナーさんより生々しいお便りを・・

ザンビア在住の日本人パートナーさんより・・
ルサカ飛行場
ルサカ飛行場
ザンビアの首都ルサカ在住の日本人パートナーさんに最近のザンビアのNEWSを送って欲しいと頼んだら何と生々しいお話を送ってくれました。山賊の親分の住みかに泥棒に入ったような話ですね?
東京都より少し多い人口1400万人、銅を中心に鉱物資源の豊富な国ザンビア現在世界中から投資資金が流れ込んでいるようです。
僕も何度か訪問しましたが知日家が多くノンビリとした人達かと思ったのですが? 
ザンビアの果物や
ザンビアの果物屋
ブログにでもできるような話題ですが、近所に強盗がきてAK47で撃たれたとか、逆に泥棒が逃げ遅れ周囲の人に殴り殺され焼かれ警察も死体を引き取りに来ないで2日転がって犬がかじってたとか?
住まいザンビアの 高級住宅街
ザンビアの一般的住居   高級住宅街
そんな話題は嫌ですし最近では各地で公共の土地を勝手に誰かが売り、それを知らず?に買った多くの人がすでに立派な家を建てているのですが違法占有だとして各市が事前警告なしに警察とともに夜間ブルトーザーでやってきていきなりその辺一体の違法家屋を倒壊させるというのが月に1~2回はありますがうっかり写真なんか撮ったら石が飛んできますから、私の携帯電話のカメラはお粗末なのでカメラを持って明るい話題に出会ったときですかね。
吉田
田園の夕暮れ ビクトリアファオールズ
田園の夕暮れ風景           ビクトリアファオール
この次は日本の皆さんがザンビアに行きたくなるような明るいNEWSをお願いします。
水江一正

タウンジーのインレイ湖で幸せを貰って来ました!

タウンジーのインレー湖で幸せを貰って来ました
幻想的なインレイ湖
今回のミャンマー訪問でミャンマーの日本語留学生“ワディー”の陽気なお父さんお母さんにも会う事にした。
幸い“ワディー”は今春、日本の“M大学”に入学が決まった。彼女もこの正月を利用して1年半ぶりに帰国するらしい。故郷はシャン州のタウンジー市、人口20万人ミャンマーでは3番目に大きな都市らしい。
海抜1400M、かなりの高地だ市政も安定しておりミャンマーでは最も美しい都市にランクされている。
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綺麗なタウンジーの街並み
ヤンゴン空港から飛行機で1時間少々で“HEHO飛行場”到着。真っ黒に日焼けしたワディーのお父さんとお母さんがニコニコと迎えに来てくれていた。
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ワディのお父さん(怖い顔をしているけどとっても優しい)とお母さん
衣服は夏物で?と軽い気持ちで支度していたがとんでもない。ヤンゴン市より10℃近く低い、この国の避暑地だそうだ。
お父さんはこの町で永年修理工場を営んでいる。以前は日本からハイラックスのエンジン、タウンエースのシャシー等、
色々なメーカーの部品を輸入して自社制オリジナルのJEEPを造っていたそうだ。

200人以上のスタッフを抱え相当忙しかったらしいが政府の度重なる政策変更の為ダメージを受けたとの事。広い工場はそのままだ。技術も有るし特殊機械も揃っている。モッタイナイ、ミャンマーでは未だメジャーではないがバス、トラックなど移動販売車、高齢化に向けた福祉バスの改造車等などの改造工場にすれば良いのに・・と思う。

ミャンマースタッフのザニー君に“今回は少し仕事を離れた時間も取ってくれないか?”頼んでおいた。
気を利かして“タウンジー”を選んでくれたのだろう?
この日のホテルはタウンジーでは新しく出来たばかりだが部屋にはエアコンが無い(年間を通してエアコンは要らないらしい)しかし僕には寒く毛布を一枚増やしてもらった。
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ホテルから見た朝もやの中のタウンジー
翌朝シュエポンポイン山の山頂にあるシュエポンポイン寺を訪問した。
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シュエポンポイン寺のパゴダ
200年ほど前に発掘されたお寺らしい。今はきれいに修復され金色に輝いている。このお寺からタウンジーの街が
一望に見下ろせる。
大きなビルも工場の煙突もないせいか空気も澄んでおり市内を歩いている人まで良く見分ける事が出来る。
“あそこの緑の三階建てがワディーの家だ”“どこどこ?”等と言ったように。40数年前、僕が子供の頃過ごした故郷、岡山で池田動物園のある京山へ登った事を思い出した。

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ここからワディの家も見える!どこ?
翌日はミャンマーで2番目に大きいと言われている“インレー湖”へ、ミャンマー4番目の観光名所だそうだ。
その湖の中に“YAY THAR”と言う僧院が有る。そこの住職〟U WAI PONE LA”さんはワディーのお父さんと幼馴染だそうだ。そこで昼食を取る事になって居るらしい。

AM9:00ワディーのお父さんが青いハイラックスで迎えに来てくれた。そのタウンジーのホテルから約1時間くらいで湖岸についた。その船着場には無数のミニトマトが・・(この地域はトマトの名産地だそうだ、青いトマトの時期から赤く熟れるまでそこに保存しているらしい)。
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ミニトマトが無造作に置かれている
そこから7人乗りのエンジン付木製のボートでその寺に向けて出発。この時期乾季ではあるが少々寒い、しかし天気は良いし快適だ。
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オーソドックスなボート
この湖、水深は3M位しか無いらしい。両岸に添って立ち並ぶ水上の家屋はこの国で良く見かける風景だが、水上に浮かぶ畑?ン?・・たしかに陸続きでは無い、そこに野菜や花がぎっしり育っている。どうも雑草や藻を集めて繋ぎ合わせて杭で支えて畑にしているらしい。その畑、湖の水量によって上下するらしい。畑の位置も時々移動する事が有るらしい、ユニークな発想だ。
水上のトマト農園 インレー湖の畑
インレー湖の水上農園
この湖には近くの大自然から流れ込むタップリと栄養が有るのかあまり手間はかからないように見える。特にミニトマトは毎日相当取れるらしい。
インレー湖のトマト畑
インレー湖のトマト畑
湖のほぼ中央に有名な水上寺院“ファウンドウーパゴダ”が有る。
そこには5つのご本尊が有り参拝に来た人達は入り口で買った金箔をご本尊に張り付けるのだ。
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みんなで寄ってたかって金箔を(有料である)
“どうぞ今年も御利益が有りますように!”そう言えば今日は元旦だ。そのご本尊、同じように参拝者のほとんどが金箔を貼る為、ご本尊が隠れて金のボールになっており原型が無い。理由はわからないが女性は参加できないそうな。
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ご本尊様は何処?
気が付けばもう昼前、再び乗船して最終目的の〝YAY THAR寺“へ、そこから10分もしない場所にそのお寺は有った。
我々の船が岸に近づくと小中学生?の男女数十名がかけ寄って来て手を差し伸べて我々を船から引き揚げてくれた。
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ミャンマーを背負う子供たち
そして本堂に向かう道の両側に整列して迎え入れてくれる。全員同じユニホームだ。みんな笑顔でニコニコとしてどの子も目のきれいな少年少女達だ。
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生徒たちの修行の時間(この後におやつが頂けるらしい)
“ここはどういう寺なんだろう?”そしてそこの住職らしきお坊さん“サー皆さん昼食のご用意をしてお待ちしておりました”・・多分そういったのだろう??食卓の上には物凄い御馳走が並んでいる。
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珍しい物ばかり・・
早速、訪問者全員で昼食を取る事になった。この国の民族料理は主食の米を大量に食べる習慣が有るらしい。
そのご飯に副菜をかけてカレーの様にして食べている。普段は指で食べるらしいが、日本から来ているとの事で気を使ってくれたのかお箸が出ている。

一般的に味が濃く脂っこい揚げ物が多い、胃の弱い僕はこの国で食事を取るときには中華料理を中心にしている店を選んでいる。しかしこのお寺で出されたどの料理も美味しく頂けた。

中には魚のから揚げや“トムヤンクン”の様なエビと魚のスープ等も出た。僧院なのにこの辺りが日本の精進料理とは違うところかな?
ビールが無いのが少々残念だったが・・その後、住職のお説教?があり(良く判らなかったが?)そしてお開き。
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有り難いお説教・・通訳して欲しかった
その住職の顔つやが良い。お父さんより数歳若く見える。聞くと食事はAM5:30とAM11:00の2食だけ何と過酷な生活なんだろう?
その㔟も有り心身が相当鍛えられているのだろう?ところで先程来気になって居たあの目のきれいな少年少女達は・・?この子たちは孤児や育てられない家庭の子供たちを高校に入学するまで預かっているのだそうだ。テキパキと言われたことを嫌な顔一つしないでこなしている。野菜などは裏にお寺の畑が有るし近くの農家から届けてくれる。

福祉団体からの寄付も相当あるのだそうだ。“へー?”何だかミャンマー国民の懐の深さを感じさせられた。
(ワディのお母さんもこの僧院から女の子を一人養女にしていて成人になるまで面倒を見るそうだ)
観光旅行者では知る事の出来ないであろうミャンマー人の美しさを感じた。

失礼ながらこの国は軍政で荒れており決して豊かと思って居なかったから・・とんでもない思い違いだった事を恥じた。
この様にして育った子供たちが又、次の子供達を助けながら育てる。そして本物の豊かな国になっていくだろう。
異国のお寺での食事はもとよりいろいろ考えさせられたお寺だった。僕は何もしていないのに何となく心が洗われた気持ちになった。
いつか又もう一度来てみたいYAY THAR寺だ。
水江 一正

いつまで続くのバンコクデモ!?

いつまで続くのバンコックデモ?
発砲事案発生に対する注意喚起
(2014年3月7日現在)
1. 7日未明,反政府勢力の拠点であるルンピニ公園の東側の「ウィタユ通り」付近において,発砲事案が数箇所で発生  し,数名の負傷者が出ました。
  タイ治安当局によれば,同発砲 事案については,ルンピニ公園側からウィタユ通りに向けて発砲が行われ,いずれも  デモと無関係と思われる一般市民が負傷したとのことです。

バンコクのデモどこまで続くデモ隊の列!
2. 反政府勢力においても,首相府,ガバメントコンプレックス,内務省,パンファー橋,マカワン橋周辺の拠点におい  て,依然として反政府抗議活動を継続しております。

 

 


民主記念塔に集まったデモ隊民主記念塔に集まったデモ隊


3 .反政府抗議活動の拠点,抗議行動,デモ集会等の周辺では,これまで死傷者を伴う爆発,発砲事件等が相次いで発生  しており,今後も同様の事案が発生する可能性があります。
  従って,不測の事態に巻き込まれる可能性も排除できません。特に深夜早朝,ルンピニ公園周辺に出来る限り近づかないで下さい。

 


いつもはのどかなルンピニ公園いつもはのどかなルンビニ公園


昨年から続いているバンコクのデモ発砲事件までに発展している?
タクシン元首相を汚職で追放した黄シャツ、反タクシン派しかし選挙すれば負けるジレンマ?経済も観光収入も激減しています。
デモ参加者40万人が数か月争っている。ボツボツ落としどころを探して欲しいですね?
“微笑みの国タイランド”の復活を目指して!・・

タイ
しかしデモ慣れしているタイ国民、大半は一人500バーツ(1,600円)貰って参加している人達も多いとか?
そしてこの国で有名なのは“タイの屋台”そこはヌカリなくバンダナ、Tシャツ、飲み物等を売っているとか中には足裏マッサージ屋さんまで・・・時々カラオケが聞こえるのは気のせいかな?
早く収束して下さい。
バンコク首相府 バンコク屋台
バンコク首相府・・しっかりしてよ!     にぎやかなタイの屋台
水江 一正

カンボジア「死の弾圧」は韓国の要請か!

韓国政府はここまでやるの!?
カンボディアの某友人記者からこんな記事を貰いました。
“NEWS WEEK"にも掲載されているから本当だと思います。
カンボジア「死の弾圧」は韓国の要請か!?
South Korea Urged Cambodia’s Military to Crack Down
5人の死者を出したデモ制圧作戦は、自国企業を守りたい韓国側の要請によるものと韓国大使館が発表
カンボジアの首都プノンペンで発生した賃上げを要求する労働者たちによるデモ。治安部隊との衝突で5人が死亡するなど大きな被害が出たが、この厳しい制圧作戦は韓国が要請したものだったという疑惑が浮上している。
3カンボディアデモ
ここ数カ月、カンボジアでは欧米の大手アパレルブランド向けに生産を行っている衣料品工場で働く労働者たちによるストライキが続発していた。彼らの要求は、最低賃金を倍にすること。月80ドル程度の収入では生活できないというのが彼らの言い分だ。
だが、カンボジア政府は先週、軍を動員してデモの制圧に乗り出した。治安部隊は中国製の小銃や警棒、鉄パイプなどを手にデモ隊への攻撃を開始。5人が死亡し、数十人が負傷した。
カンボディアデモ
彼らが働く工場で生産される衣料品は欧米諸国や日本に向けて輸出されているが、大手ブランドと労働者をつなぐ仲介業者として大きな利益をあげているのは韓国企業だ。韓国資本の企業が賃金の安い現地の労働者を雇い、先進国向けに衣料品を大量生産している。

2012年には、韓国はカンボジアでの事業計画に総額2億8700万ドルを投資。カンボジアにとっては、中国を上回る最大の投資国だ。そんな韓国が、労働者デモの武力鎮圧を裏で扇動したという。韓国大使館は、過去数週間にわたって韓国企業の利益を守るためのロビー活動が舞台裏で行われてきたことを認めている。その要求の中には、残忍で実戦経験も豊富なカンボジア軍をデモ取り締まりの任務に就かせることも含まれていたという。
韓国政府とカンボジア政府の間には、金銭的な関係を超えた幅広い分野での強いつながりがある。韓国の元大統領がカンボジアのフン・セン首相の経済顧問を務めたこともある。

昨年7月に行われた国民議会選挙で勝利した与党カンボジア人民党に、民主主義国家として最も早く賛辞を贈ったのも韓国だった。この選挙は、人権団体などから不正行為の横行が指摘されており、労働者や野党政治家による一連のデモが激しさを増した理由の1つにもなっていた。言い換えれば、労働者のデモで危機に陥ったのはカンボジアの「国益」でもあったということだ。デモが過激化して工場への攻撃が激しさを増すようになると、韓国企業の利益を守ることはカンボジア政府の利益を守ることと同義となった。

そして今月2日、武装した軍のパラシュート部隊がデモ隊の前に現れ、僧やデモ参加者を警棒や鉄パイプで殴り始めた。現場となったのは、ギャップやオールド・ネイビー、アメリカンイーグル、ウォルマート向けに衣料品を生産する米韓の合弁会社Yakjinの工場前だ。

さらに翌日、制圧作戦はますます激しさを増す。今度はプノンペンの別の場所で首相の護衛部隊を含む多数の兵士がデモ隊に発砲し、5人が殺害されたのだ。
カンボディアデモ2 カンボディアデモ4
悲惨な話に聞こえるが、そう思わない人もいるようだ。
アンコールワット トレンサップ湖水上生活
普段はのどかなカンボジア”アンコールワットとトレンサップ湖水上生活者”
6日に公開された韓国語での長々とした声明で韓国大使館は、カンボジア政府に「事態の深刻さを理解し、迅速に行動するよう」仕向けたのは自分たちだったと認めたのだ。この中で彼らは、過去2週間にわたる高官レベルでのロビー活動が、韓国企業の利益保護の「成功」に貢献したと胸を張っている。

大使館の声明は、発砲事件の現場に建つ韓国企業の工場は自分たちの外交的な努力のおかげで、特別な警護態勢が取られていたとする。軍部隊による特別な警護態勢が取られていたのは、これらの建物だけだったというのだ。
労働者たちのストを解決するため、韓国の当局者はストの取り締まりは本来なら任務外であるはずの要人に要請を行ったという。首相直属で、高い戦闘力を誇るテロ対策部隊の幹部たちだ。

今のところ韓国大使館の言い分が正しく、カンボジア政府が彼らの要請に従って今回の制圧作戦を行ったという証拠はない。Yakjinの工場の管理担当者であるコン・ソクンティアは、デモ鎮圧について韓国政府と共謀などしていないし、韓国側とカンボジア軍の会合も関知していないと語った。カンボジア政府関係者などへの取材でも、韓国との間で話し合いがあったという事実は確認できていない。
その後別の記者からこんな記事が・・・

カンボジア第一野党代表「韓国企業、利益追求に汲々」
カンボジア救国党のサム・ランシー代表、正義党議員団を訪問
ユン・ジヨン記者 2014.02.07 19:55
カンボジア第一野党の救国党のサム・ランシー(Sam Rainsy)代表が韓国を訪問し「韓国企業は利益追求とカンボジアの低賃金労働者を活用することだけに汲々としている」と指摘した。

韓国政府はどうしてこの様な事をするの??…これが政府の仕事なの??
韓国人って変って居るよね?日本のオリンピック招致を邪魔したり、国家予算数百億円をかけて世界中で日本のネガティブキャンペーンを張ったり。

日本から色々な技術指導を受けており多額の援助を受けたり国家予算の2倍の補償金を受けているのにまだ何か欲しくてゴネているのかな?
日本人てお人好しだから・・・天に”つば”すると自分に返ってくると思うけど?
自分の顔を一度鏡に映して見たら良いのに?・・・そんな事しているからみんな顔が変ってきているみたい!

  泳げないカバ
By 泳げないカバ

揺れ始めたミャンマーの中古車事業!

揺れ始めたミャンマーの 中古車事業!
今年の年末年始の休暇は日並びが良い。少し早めの10月下旬から予定を組んだ為12月30日からの航空券を確保出来た。
ヤンゴン向けANAの直行便が取れた。成田発11:45でヤンゴン着17:15トランジットが無いため片道5時間半物凄く楽になった。
ミャンマーの自動車マーケットその後どう変わっているのだろう?

ここ2年半の間、日本から毎月1万台以上の車がミャンマーへ輸出されている。2年連続13万台/年とロシア16万台/年についでいる。3位のアラブ首長国連邦10万台/年、4位のパキスタン6万台/年を押さえて輸出ランキング堂々2位の輸入実績だ。
その輸入業者達の仕入れ先は日本中の中古車オークションだ。しかもマークⅡ、ハイラックス、プロボックス、ハイエース等など車種が決まっている。ターゲットになった車両は見る見るオークション相場が上がる。その流通について少し引いて見ると儲かったのはオークションに出品する側のリース会社であり買取り専門業者だったようだ。残価又は仕入れ5万円の車両を出品すれば30万円で落札されるわけだから。・・日本人業者はただ手が出せずあきれて見ているだけ。

日本のオークション会場
ここ3年で30万台近くが日本からミャンマーに輸出されたことになる。しかしここ数か月ミャンマーインポーターは元気が無い。弊社にも問い合わせが少なくなってきている。多分今ミャンマーでは日本製の中古車がダブついているのだろう?その上政府の政策が安定していない㔟も有る。
ヤンゴンの飛行場に着くとベトナムもカンボディアもそうだったが、訪問するたびに感じるが街を走る車はきれいになり騒音も少ない。道路も舗装されている。以前はほこりまみれの中けたたましいクラクションの音がしていたが今は静かだ。
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ミャンマー訪問のたびに街がキレイに・・
早速、1昨年日本中古車輸出組合が主催したミャンマー業者と合同会議で名刺交換をした〝OAS”と“UTD”の各社長とアポイントを取って面接が出来た。

〝OAS”はヤンゴン市内で30年以上自動車業を営んでいる。この会社はキャンター、エルフの2tトラック、ハイラックス、マークX等など50数台の在庫を持っており修理もしている。固定客を大事にしている様子、日本ディーラーと同じビジネススタイルを取っており安定した事業をしているように見える。

奥さんの出しゃばりは気になるが会社を思っての事、日本の業者にもこのタイプの女性は多い。日本の業者との付き合いも多いらしく支払い方法を細かく聞いてくるのは取引を本気に考えている証拠、大事に付き合いたい業者だ。
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インポーターとその奥様と・・  ”OAS”ストックヤードの一部
〝UTD”の社長、大型トラックも扱っておりヤンゴンでも1,2を争う自動車業者の様だインド系らしくエネルギッシュだ〟“自動車は儲からないから弟に任せて僕は今不動産投資に金を動かしている。でも安い車が有れば情報を流して欲しい”。
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エネルギッシュな”UTD”社長 大型トラック、マイクロバスも修理できる工場
確かに今この国へは世界中から投資が集まり貸事務所もホテル代も昨年の倍近くの価格になって居る。“この間〇〇へ〇〇エーカーの土地を買って今ビルを建てている・・AGさんそこのビルを買わないか?”
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ミャンマー政府が最も力を入れている広大なティラワ工業団地

DSC00405+1.jpg日本から三菱商事、住友商事、丸紅など大手企業が
この経済特区の一翼を担っている

その時々の国の動きに反応して数億円規模の投資を始めているのはさすがだ。その他何人かの輸入業者とも面接をしたがそれぞれの業者が口々に今中古自動車は儲からない。増えすぎたから・・輸入すればすぐ売れたし最初は皆儲かったと思う。味を占めてもっと大きい儲けを夢見て高利の金を借りて日本から大量に仕入れる。仕入れた車が売れず資金回収が出来なくなる。その売上げを見込んで日本から尚、数十台単位で輸入した中古車の税金が高くヤンゴン港で通関できず長期間放置せざるを得ない。

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ティラワのゲートと木材中心の出港を待つ大型トラック
延滞税、デマレージ他アレコレかかって身動きできなくなり政府のオークションに掛かってしまう。借金して通関するよりはその方が傷が浅いらしい。数か月で数千万円がパー?このパターンが意外と多いそうだ。この国は未だ銀行のシステムがしっかりして居ない為、中国のシャド―バンクの様なシステムが大きなネットワークを持って居るらしい。

この国のエンド・ユーザーは中古車に対する価値観が違う。我々日本人の“消耗品”の感覚では無く住宅と同じ“財産”として考えて居る事を知って於かなければならない。車は壊れなく40年以上使えると思っている。メカニックも日本のディーラーの様に何でも部品交換では無くダイナモでもスターターモーターでもコツコツ修理をする。ニクロム線を巻き直してキチンと直している。スゴイ技術だ。

DSC00304+1.jpgエンジンルームクリーニング
(歯ブラシの様な道具を使って新車のように仕上げる)

たしかに政府の音頭で代替えをされている現在、乗用車、トラック等40年以上前の車が多い。世界中から投資が入る。大きな金が動き始めている・・その混乱真っ只中である。後数年すればギャンブラーの様な中古ブローカーは40%以上は消えていくだろう。
この様な自動車業界が落ち着くまでには10年くらい?いやもっとかかるかな?しかし自動車を中心とした環境整備が進むのは間違いない。

電車、鉄道などの無い国で人と物の流通は自動車しかないから・・自動車を核にしたビジネスは何でも当たるような気がする。
この国の中古車マーケットとして参考になるのはお隣の国タイが有る。人口6500万人、自動車保有台数500万台だ。我々もこの国ミャンマーとの事業戦略を考える上でひと時於いた方が良いと思う。

現在のミャンマー人の中古車輸入の事業スタイルはビジネスでは無くギャンブルにしか見えない。それも自動車業界で数十年のキャリアを持つ我々も知らないところで物凄い流通の勢いを持つのもNETによる情報網のせいだろう?我々中古車業者がこの中に入っていくにはリスクが大きすぎる。昔から有る日本の中古車事業の常識が通じないから。
1960年代使われていた車
1960年代に使われていた車
参考になるのかどうか1960年代から始まった日本のモータリゼーションはトヨタ、日産、三菱等の新車ディーラーが中心に回り始めた。その下取りの中古車マーケットはディーラーが一手に握っていた。その後、オークション会場が出来て、直接買取りの業者が増えた。そして今はNET売買となっている。整備事業者も中古車購入ユーザーもその間50数年の間にマーケットに合わせて少しずつ変って来た。
日産セドリック

 

 

 

 

 

 ”セドリック”5人乗りに改造されたゆったりとした室内
フェアレディ―

 

 

 

 

 

”フェアレディ”我々青春時代の憧れのスポーツカー
初代カローラ

 

 

 

 

 

"カローラ” 1100CCの排気量で爆発的な販売をした大衆車


それがミャンマーにはいきなり洪水の様に中古車が輸入されて整備、車検も業者のアフターフォローも無いまま流通が始まったわけだから・・・こうなるのはおおよそ見当が付く。
今回の旅行でもインポーターなどにコンタクトを取ってくれたミャンマーの相棒ザーニー君にはミャンマーで次のステージのビジネスの為の市場調査を任せて今回は帰国する事にした。無理なくリスクの少ない事業計画を立てる為に・・・
水江 一正

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