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ミャンマー雑記 Part9

ミャンマー雑記 Part9

ミャンマー雑記 Part9
この風景は、ヤンゴンから700km内陸部に入ったミャンマー第二の都市マンダレーでのもの。自転車の組み立て?を道路脇でやっている。
ミャンマー、この国は自転車でさえ自前で作ることはやっていない。自転車は中国からの輸入製品が圧倒的に多い。が、この輸入品はすぐに壊れる。この国の工業力はおそろしく低い。ミャンマー人は円筒形の弁当箱を使用するが、スチールの弁当箱はタイ製品、ミャンマー製はプラスチック製のみである。ミャンマー国産の自動車はジープのようなものが1車種ある。だが、エンジンは日本の三菱製、外板のみがミャンマー製だという。

が、自動車の修理能力は驚嘆に値する。2世代3世代前の日本製の自動車が堂々と走っている。昔のマツダの360cc?のミゼットをご存知だろうか?それがまだ健在なのだ。すぐに新しいものに飛びつくクセのある日本人と違って、彼らは機材を修理して更に修理して徹底して有効に使う。

写真にあるような組み立ているのか修理しているのか分からないが、使い古した自転車といえども例外ではない。北朝鮮の船だってこのようなシロモノは積み込まないハズ。
限られた資源をムダ使いしないという主旨からすれば、われわれはミャンマー人を見習わなければならないのか。