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奥津軽金木の津軽弁!!

奥津軽金木の津軽弁!!

今日の観光は奥津軽だ!

 

今日の観光は奥津軽だ!

・青森県の観光地はおおむね回っている。最終日、PM15:51の新幹線に合わせ津軽三味線会館と時間の調整のきく弘前公園さくらまつりをスケジュールに組んだ。AM8:00過ぎ、まかど観光ホテルからレンタカー、カローラ・アクシオで五所川原へ出発。道すがら車中で青森をテーマにした歌謡曲の話になった。色々有るよナー、調べてみると北国の春、竜飛岬、津軽平野、リンゴ追分、みちのく一人旅、津軽海峡冬景色等々、夢は夜開くもそうらしい。・・この時期カラオケは歌えないがどの曲も1度位は歌ったことが有る歌だ。

五所川原と言えば吉幾三が“俺ら東京サイグダ”で全国レベルにした場所だよな。ヒットした昭和59年頃、僕が日産の営業員として4代目ローレル“C31”型を売り込んでいた頃だ。

4代目ローレル

競合相手の車両はトヨタ・マークⅡと日産プリンス・スカイラインGTだ。この2車種とは10年以上競合していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トヨタマークⅡ                             日産スカイラインGT

 

 

この頃、各ディラーはテリトリー制と言って各セースルは訪問出来る地域が決まっていた。相手営業員の名前も性格も知る間柄だった。先の御主人の仕事帰りに合わせ夜遅く納車してその下取り車を頂き納車の帰りカー・ラジオから吉幾三の“俺ら東京サイグダ”テンポの良いラップ調の歌を耳にした。僕は毎日キツイ営業活動の中で聞いた自虐的なこの歌は物凄くインパクトが有った。”テレビも無エ、ラジオも無エ、自動車それほど走って無エ、電話も無エ、ガスも無エ、バスは1日1度来る。俺らこんな村イヤダ―俺らこんな村イヤダー東京へ出るダー、銭コサ貯めて東京でベコ飼うダー・・と、田舎出身の僕にも若干感じるところが有った。(当時、地方出身者の皆さんも同じように立派なベコ飼おうと思って上京した人も多かったのではないかナ~。)一気にこの歌を覚えた。エネルギッシュに働いていたこの頃が懐かしく蘇ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

      オラこんな村イヤダ!!

五所川原のなまりと言えば以前TVの“ケンミンSHOW”で“ナマリ言葉”を取り上げていたの思い出した。ナマリのキツイランキングでは1位青森、2位山形、3位沖縄だそうだ。その青森の中でも特にこれから行く”津軽三味線会館“こそ金木町“ナマリの聖地”じゃないか、

立佞武多の為に電柱電線のなくなった会場

 

そうだ!今日の観光は弘前公園の桜まつりをやめて津軽を中心に行動してみよう!弘前公園の黒こんにゃくも気になるところだが、また次回にして・・この辺が自由な気まま旅の良いところだ。かと言ってどこへ行けばよい?コンビニは無いし、居酒屋は早いし・・金木町に入り徐行しながら探していると満開の桜の公園に行きついた。“奥津軽桜の駅あしの公園”だ。公園の入り口におでん・フランクフルト・唐揚げ・ラーメン等、定番の軽食の店が有った。店の名は“奥津軽さくらの駅”、おでんでも食おうか?入店すると奥に真っ赤なシャツを着た70歳近くのオヤジが手持ち無沙汰に座っている。多分ここの主人だろう。

 

津軽弁とのトーク・・漫才みたい(^^♪

おでんとラーメンを頼み津軽弁の話を向けると待ってましたとばかり次々に津軽ナマリが出て来る。多分多くの観光客が同じ質問をしているのだろう。しゃべり慣れていて話も面白い。が、やはり単語が判らない。ワドナが私とあなた、ズンドシャが自動車そしてアギネが商い等結構早口だ。その上あまり口を開けずにしゃべるから余計に分からない。しかし観光客慣れしたお父さん通訳しながら説明してくれるから面白く参考になった。たまたま近くの席にいた70代前後の2人組のお父さんの密談?声が大きくいやでも会話が耳に入る。聞く気になって聞いてみた。やはりわからず主人に聞いてみた。ドゥって事ない仕事の話をしてただけだ。ここではイ―、イーだけで通じるからやって見な。確かに我々の年代は全部を聞かなくても相手の言おうとしている事が判る。その事かなと妙に納得した。それに津軽弁はフランス語に似ているんだよ等と言い○▲÷×◇○▽・・と津軽弁でしゃべった。当然分からない。今のは奥様お手をどうぞ・・と言ったのだ。へー確かに声の抑揚はわざと似せたのだろが雰囲気はフランス語だ。と妙に関心した。戦乱の昔この地方の城の屋根裏に潜入した隠密、殿と家臣で小声でやり取りする津軽弁、うまく会話を聞き取れたのかナ~そしてしっかりと自陣へ報告が出来たのかナ~?余計な心配をした。この地域の住民の誇りは何といっても立佞武多らしい。青森県と言えばネブタ祭、その時期になるとマスコミの取り上げも多くなりなんと300万人近くの観光客を集めるとの事、青森県のDGP1%500億円位稼ぐらしい。青森に来ると何処のホテルも飲食店にも道の駅にもネブタ祭りの大きなポスターが店の中央部に貼られている。

 

特にこの金木町にも立佞武多と言って高さ20M以上もある大きなネブタも有る。日本中に知られた年に一度の大イベントだ。その為、電線も地中化し電柱も無くスッキリしている。日本中から観光客が集まる。半年いや1年近くかけて地域住民総出で制作や受け入れ準備が始まるらしい。特に今年はコロナの関係で3年ぶりだ相当盛り上がるだろう。ここの主人も色々な思い出が有るのだろう急に熱くしゃべり始めた。

毎年、吉幾三も来るし兎に角8月4日もう一度来いよ!必ず来いよ!いつの間にか仲間にしてもらった様だ。

                                         水江一正