下北半島の小旅行♨・🐡

青森・下北半島の小旅行

 

今年のGW、前半に休暇を取る事にした。場所は青森だ。酸ヶ湯温泉、八甲田山、鰺ヶ沢温泉、奥入瀬渓谷、十和田湖等々大体回っている。何故かこの土地波長が合う。今回は下北半島を中心に鮮魚と温泉を楽しみの観光予定だ。コロナによる行動制限が解除され2年ぶりの連休だし人の動きも活発になっている。4月11日、予約を取るには遅いかも?とりあえずNET検索、下北半島の根元の野辺地港の奥座敷として有名な門馬温泉”まかど観光ホテル“が目に入った。源義経も立ち寄ったとの伝説も有る。(晩年、頼朝に追われ家臣と共に傷を癒したのかもしれない!?)観光案内に掲載されているゆったりとした林の中の露天風呂が良さそうだ。早速電話、連休中は無理?断られるかと思ったが、意外と簡単に・・・”取れますよ!”・・ラッキー!!価格も比較的やすい。このシーズンでこの価格、食事は大丈夫かな?新青森駅から40KMもある距離のせいか?いや有名な浅虫温泉の自然公園の一角だし?等々と思いながらも久々に楽しみにした。

      まかど観光ホテル

早めの新幹線で昼過ぎに着いた。早速、“日本レンタカー”で“カローラ・アクシオ”を借りた。昼食は青森駅近くの‟青森魚菜センター”でホタテを多めに載せた“のっけ丼”を食した。久々に青森の味がした。その後市場をブラブラしながらPM4:00過ぎにホテルへ到着、ホテル近くには再生エネ電源用の白い巨大な2本の風車がゆっくりと回っている。大きな駐車場は自家用車がホボ満杯だ。ヨカッタ!意外と良いかもしれない。少々安心した。早速着替えて林の中の露天風呂直行!この時期の青森、雑木林の桜が満開だ。気温も10℃~12℃裸だと寒い。それが良い!温めの風呂に出たり入ったりボーとして・・贅沢な時間の使い方をしている。これこそが日々休みなく戦った自分へのご褒美として幸せを感じる時間でもある。

 

露天風呂・・ホッコリと癒されます

そして今度は内湯へヤヤ高温だが一度に20人以上入れそうな大きな浴槽だ。驚いた事にこの広さで総ヒノキだ。つるつるした足元に注意しながらユックリ、ユッタリ・・駐車場が混んでいた割に入湯客が少ない。時間帯のせいか?ウーンと手足を伸ばし更に数十分、体中ホッカホカ体も軽くなった。

 

総ヒノキの内風呂・・チョッピリ熱めがまたイイ~

そしてこれまた楽しみ、湯上りのビールと夕食、下北半島のサシのしっかり入った東通牛ステーキ、むつ市の海峡サーモン、横浜町のホタテ、ヤリイカの刺身、その他この地の山菜の小鉢等々料理も愛情こまやかでうまい!・・ご褒美ご褒美!このくつろぎの為に仕事をして来たのだ満足した!

 

 海の幸、山の幸・・大満足!!

翌日のスケジュールは恐山参拝と昼食にはあの大間のマグロが目的だ。この下北半島は新鮮な海の幸の宝庫だそうだ。ウニ・イクラ・ホタテ・ヒラメ・アンコウ・クロイソ・ナマコ・イカそしてマグロどれもその時期に来てたらふく喰いたい好きな魚介類だ。新幹線は津軽半島を縦断している為、人の動きはそちらへ向かう。いわゆる下北半島は生鮮魚介類の穴場の様だ。いいとこ見つけた。しかし最近、新聞等で旅行業社の特別企画でこの地方の観光案内が頻繁に目につくのが気になる。2日目、早めにホテルを出発して約3時間、下北半島の中腹に有る恐山だ。高野山・比叡山と並ぶ日本三大霊場の一つだそうだ。天国と地獄が同時に味わえる霊場だとか。ほとんど草木のない地形のせいか故人を思う人々が多く参拝するとの事。入り口には赤い橋のかかった三途の川が有り(現在工事中)

三途の川・・渡れませんでした(良かったのかな)

それを渡ると立派な山門があり入り口で拝観料を払い入山するとそこからは一気にあの世だ。

恐山山門

ゴツゴツとした火山岩とその間から吹き上がる硫黄の噴煙、その為にお線香やロウソクに火をともすことは禁じられている。僕がいつも参拝する神社には樹齢数千年の杉の木やお線香の香りがどこからともなく香ってくるその荘厳さが好きでお参りするのだがそれが感じられない。

あたり一面の火山岩・・恐山の名前の由来は!?

しかしここには秘湯が有る、昔は参拝前に全員が入湯して身を清めたそうだ。しかしこの地の雰囲気は心穏やかにお参りして‟明日から幸せが来そうだ!“との豊かさを感じがしない。毎年10月にはイタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を呼んでくれるとあって多くの人達が行列をなしメッセージを聞きに来るそうな。しかし僕は残念ながら時々参拝に来たくなる程引き付けられる気がしなかった。先立った近親者を軽んじている気持ちは無いのだが・・

さて、気が付いたらAP11:00ここから大間迄、40KM、昼飯にちょうど良い。ここで確認電話"今そちらに向かっていますがまだ大丈夫?““ハイかなり混んでいますが無くなれば終わりです。”期待と失望を織り交ぜた答えが返ってきた。昼過ぎ、駐車場を待ちながら整理番号札を受け取りオーダーをした。同店売り上げナンバー1の大トロ・中とろ・赤身の載った”三色マグロ丼“だ。

ナンバー1!!大間のマグロ三点盛り

さすが冷凍でない美味しさは僕でも分かった。月並みだがとろける舌ざわりと凝縮されたうま味、水っぽさが無く甘い。・・気のせいが有るかもしれないと思いもう一度かみしめ味わったが間違いなく美味しい!今迄経験の無い刺身のおいしさだ。これが本物の味か。

 

 

 

聞くとこの地域は3つの海流の合流地点だそうでプランクトンが豊富でそれを餌とするイカやイワシが豊富だそうだ。そしてそれを追いかけるマグロの成長が有るとの事。その上、ここ大間のクロマグロの人気の秘密に漁法が傷のつかない1本釣りに有るそうな。釣り上げたマグロはその場でスピーディーな血抜きが行われるそうな。それが新鮮な大間のこの味なのだ。”大満足“だった。年末のセリで数千万円イヤ数億円のご祝儀相場が付た写真をよく見かける。そのマグロがここ大間のマグロだ。このクロマグロと数時間かけて戦って勝つと数千万円の売り上げ・・か?激しい仕事だ!その表彰式がいつも我々が年末TVに映し出されている大間のクロマグロのセリの結果だ。この町にはその時インタビュー受けた漁師も多くいるのだろう・・・250Kg近い大物を1本釣り上げてマグロ御殿を立てている漁師もいるのだろう?・・ちなみに2021年日本人の平均年収403万円だったそうな?

                                     水江 一正