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☆☆あと2日の北九州の旅☆☆

☆☆あと2日の北九州の旅☆☆

あと2日の北九州の旅
今夜の宿泊予定の“佐賀KRホテル”地元では有名な相当大きなホテルだ、しかし夕食は無い。前もって調べて置いた魚料理の有名な店海中レストラン“萬坊”で夕食を取る事にしている。店にはPM3時過ぎについたが駐車場は順番待ちで溢れている。
近くで時間調整をしよう。少し坂を上ると玄界灘を一望できる観光スポットの展望台が有る。
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玄界灘を一望できる・・
白い呼子大橋、海に浮かぶ緑の小島と海の青そこを小船が行きかっている。時間が留まったようなホットくつろげる貴重な時だ。
1時間程してマンボウに電話してみる。“大分空きました今なら30分位で御用意できると思います”OK!
専用駐車場に車を留めてそこからマンボウ専用の桟橋を渡りフロントで予約申し込み。約30分待ち、レストランの回りには海の中に大きないけすがいくつか有る。イカはもとよりタイ、ブリ、イサキ等が勢いよく泳いでいる。見ていると白衣を着た料理人が時々バケツを持って来て泳いでいる魚を網ですくって調理場へ持ち込んでいる。これは新鮮そうだ。
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海上レストラン・・初めての体験
呼子のイカ料理は有名らしい。特に“イカしゅうまい”は30数年前この店で初めて創作され今では全国区になったとの事。
イカシューマイ
“萬坊”のイカシュウマイ・・ウッ、ウマソ~
順番が来て案内された階段を下りて行くと丁度小型船の船倉がレストランになっているイメージ
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まさに海中レストラン!
その壁をくりぬいて窓ガラスがハメこまれている。そこから玄界灘の魚の泳いでいる姿が見える。
丁度我々が水槽に入り外から魚にのぞかれている感じ?
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魚と目が合っちゃった!
落ち着いたところで注文“人気メニューは?”“三拍子コース”が評判です。ジャーそれとビール1本と日本酒2合で・・ハイ2合ですね?今日僕は運転しない日だし。暫くして配膳されたイカとタイとブリの刺身の盛り合わせ。イカはまだ生きている。ヤリイカだ足が活発に動いている。そしてタイとブリ、いつもスーパーで買うダラリとした刺身とは違う弾力性が有りコリコリとした噛みごたえが有る。その上生臭さが無い。
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これぞ”三拍子
そしてイカの焼売。さすがこの店で売りにしているだけある。
この地方名産の呼子のとりたてのイカと玉ねぎ、玄界灘のミネラル豊富な海藻等をブレンドした(フロントで聞いた)一品!
プリプリ、ふんわりとした食感である。近ければチョクチョク来てみたい店である。そして極め付きはお酒の二合。中居の女性が運んできたのは1合とっくりが2本??昨日長崎のホテルでもそうだった。この地方2合とっくりは無いのか?酒豪の多い九州と聞く1合の上は1升瓶かよ!
1合とっくりなら1本づつ頼むよ!僕はそんなに酒飲みでは無いのだから・・マッ会計も思ったより安かったし雰囲気も良かったし大満足!今回は1勝!そして本日予定の“KRホテル”へ1時間くらいで到着、駐車場スペースもタップリとった大きなホテルだ。温泉は無い。夕食は無い。
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ホテルからの夜景・・せめてものゴチソウかな?
接客も“勝手にどうぞ”的だ。そして朝食はバイキングスタイル、しかも手を掛けた料理は無い。鮭の切り身、納豆、イカの塩辛、焼き海苔等など血圧の上がりそうな食事を取って次の目的地博多港へ出発!
この近くで唐津観光をしたいところは色々あったが
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国定公園”虹の松原”
壱岐にポイントを絞った。フェリーは唐津からも有ったが帰りの交通渋滞を考え博多港から乗る事にした。
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博多港フェリー乗り場
フェリーは乗用車が2万3千円?高い!駐車場に留めて体一つジェットフォイールで渡り島でタクシーで回る事にした。要領の良い人は島のレンタカーを予約している様だ。約1時間半ほどで昼過ぎに着いた。
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先ず食事、フェリー乗り場のカウンターで“食事するところある?”この近くに2か所有ります。しかし電話したがいづれも満席。
タクシー運転手に頼み観光途中で紹介をしてもらって?OK!
この島は特にイカと生うにが有名だ。漁師の家を改造した様なあまりきれいでない食堂を紹介してくれた。“新鮮”を食すわけだから見てくれは良い。
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いかにも漁師の家的食堂?
早速イカ刺しの盛り合わせとうに丼を頼んだ。刺身は紋甲イカとヤリイカの盛り合わせ。僕はイカについては全く無知である。
種類の違うイカの刺身を一度に食べる事は無い。交互に食べ比べて見た。身が厚くもっちりと甘みが有る紋甲イカと透き通って歯ごたえのしっかりとしたヤリイカどちらもミネラルが豊富だそうだ。これはビールより日本酒の方が合うのかも?そしてうに丼、多分今まで食べた事は無いと思う。
潮の匂いがプーンとしたプリプリとして噛むとウニの風味が口の中にジワーと広がる。そして何よりこのウニには不老長寿、精子の素とかが多く含まれているとか?それは知らなかった。大事に食べようイッヒッヒ・・・
ウニ丼
ウニ丼だ~
この地域の漁師たちは色々なイカを求めて北海道辺りまで漁に出るらしい。この小さな漁船の中で寝泊まりをするの?キツソウダ。
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イカ釣り船・・夜になったらさぞかし綺麗かも
そしてこの地域にはやはり今話題になっている“イルカ”がかなり居るらしく網を破り魚を食い荒らしかなり漁民に迷惑を掛けているとの事。当然漁師たちはイルカの駆除をしていたが例によってグリーンピースにクレームを付けられたそうな。今では逆転の発想、和歌山串本からイルカの調教師を呼んで観光客用に“イルカウォッチング”を始めたそれが結構評判良いらしい。
そして何より”タマゲタ“のはこの島は旧石器時代から多くの人が住み、その遺跡が多数見つかっている。
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鬼の窟古墳
それ程の大昔から大陸と日本の中継基地とした要所だったらしい。鎌倉時代には2度に渡り蒙古襲来〟元寇の役”の最前線基地として防戦をしたが残念ながら壊滅的な敗戦、気の毒に島民も殆ど虐殺されたそうな。
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元寇千人塚(両方の犠牲者の為の塚らしい)
そして“月読神社”この神社は古事記にも出て来るイザナギノミコトとイザナミノミコトの間に生まれたアマテラスオオミカミの次に生まれたのがここのツキヨミノミコトだそうだ。
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月読神社・・壱岐の島の奥深さを感じる
とに角この島は旅の途中“ウニとイカが美味しいからちょっと寄ろう”なんて島では無かった。とんでもなく大きなロマンの有る島だった。そう言えばテレビなどで九州北部に邪馬台国が有ったとの話も聞く。
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”はらほげ地蔵”         ウニ漁が解禁で海女さんも大忙し
この小さな島にかなり古くからの神社も数も多い。
今度はこの島を目当てに “顔を洗ってもう一度出直しをする” 予定だ。
今年もこれで無事GW(Goho-bi週間)を終える事が出来た。

この期間中、世界中に散らばった大和民族がそれぞれの職場に戻り明日から一斉に仕事が始まる。
“○月○日からレンタカーを予約したいのですが?” “この間注文したトヨタコ-スター納車は何時?”
“○月○日から使いたいので早くならないですか?” “〇〇広告ですがアンケート調査で連絡させて頂きました?”等など・・
それぞれの職場では年々闘いが激しくなるような気がするのは僕だけでしょうか?
皆サ~ンこの大波に飲み込まれないように今年残り半年頑張りましょう!
水江 一正