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奥長瀞秩父温泉 満願の湯♪

奥長瀞秩父温泉 満願の湯♪

今年も又夏休みが来ました。   
今年の夏休みは8月11日~15日の組と8月12日~16日の組に分かれる事にした。
お盆の3日間は全員休み。弊社事務所例年7月末より忙しくなり夏休みは取れなくなるのでは?と今年もまた僕は事前の休暇スケジュールを組むことは出来なかった。
10日、11日、日本中もう休みに入ったのか極端に電話の本数が減っている。

しかし朝、事務所に出ていればNET上でマイクロバス、教習車の問い合わせは1日、3件~4件来ている。
それにコツコツ対応する・・・合間に新聞を読む・・・毎年こんなに暇だったかなーと思いながら・・・日帰りか一泊、近くで骨休みが?そこで又パソコン、新鮮な魚料理?静岡、神奈川、千葉,茨城?神奈川、静岡は殆ど満館で取れない。千葉、茨城、今年は空いている、しかし電車の乗り継ぎが悪く少々不便。
僕は5年以上自家用車で遠乗りしていない、座っているだけで正確に目的地へ着く電車に限ると思っている。

ジャー仕方ない温泉とマッサージ?・・それも近いところで・・西武線に乗って奥へ奥へ、尚NETで探す。
奥長瀞渓流を下に見て天然の露天風呂がある。写真を見るとうっそうとした古木に囲まれた温泉、雰囲気は良さそうだ。
“満願の湯”・・・早速電話をした。近くで泊まれるところは無い?あるはずは無いと思ったが思わず聞いてしまった。
やはり無い、今回は日帰りだ。家でゴロゴロしているよりは良い真夏の緑の中の温泉へ!

早速所沢からレッドアロー号に乗って西武線の秩父、そこで乗り換え秩父線、(☆1)お花畑駅から約15分で途中、(☆2)和銅黒谷駅を通過して皆野駅、そこからタクシーで約15分・・・本当に山の中だ、ものすごいせみ時雨、早速マッサージの予約をして温泉へアルカリ性の高いヌルッとしている湯だ、湯の量は豊富なようだ。
神経痛、疲労回復、糖尿病、慢性皮膚病にも良いとか?内湯もあったが先ず露天風呂へ総石造りの露天風呂“黄金の湯”だ。
満願の湯1 満願の湯2
ここの湯は飲む事も出来る。既に12人~13人が湯船に浸かったり丸太の長いすに腰掛けて休んでいる。
その人達全員が同じ方向を向いている?ここの露天風呂、周りには古木も多く目の前まで緑が迫ってきている。
満願の湯3 満願の湯(露天風呂)
その先に全長15Mの満願の滝が勢いよく落ちている。湯船のすぐ眼下には奥長瀞の渓流が流れている。
満願の滝2 満願の滝3
夏全開の緑、大自然からのマイナスイオン、うるさいほどのせみ時雨だこれも夏?かなり得した気分になった。
湯船に入ったり出たり丸太椅子で休んだり、サウナに入って水風呂に入って、多少目まいしながら約2時間、マッサージの予約時間に合わせて出た。
ここのマッサージ、僕は揉みが甘く、ポイントが若干違い今一の感じだったがマ仕方ないだろう。
PM5時過ぎいよいよ楽しみの遅い昼飯、しっかり汗をかいて筋肉をほぐして・・・なんと言っても先ずビールよく冷えている“ウメェー”仕事を忘れ、行き当たりバッタリの旅行をしてこんな幸せ有り?・・・などとチョッピリ思いながら・・

落ち着いたところで、ここでしか食べられないと言う1,000円の“黄金(こがね)めし”秩父で収穫したアワ・キビ・ヒエ・クリ等をここの温泉水で炊いた郷土料理だそうだ。
黄金めし 小昼飯(こじゅうはん)
黄金めし        小昼飯(こじゅうはん)
もの目ずらしさが先にたつ、これがヒエ?これがアワ?等と言いながら、よく噛んでやや甘みが有る?やはりビールには鮎の塩焼き、山菜、天ぷらの方が良く会う。
何杯かお変わりをしているうちPM7時近くなり表も暗くなって来た。
帰りの方法についてフロントで相談をするとここの車で送ってくれるとの事、良かった。
西武秩父経由で約2時間少々で乗り換えは2度、“レッドアロー号”の時間さえ抑えておけばチョイ旅には丁度良い。気が滅入った時には又こっそり来て見ようと思いながら・・・。

(☆1)お花畑駅

 “登録有形文化財”の登録をされているとか大正6年、第一次世界大戦後、セメントを運ぶ為秩父~かげもく間 が開通された時開業した駅だとか?それ以来建て替えはされていないらしいかなり古い建物だ。その上文化財の 為部分的にしか改造は許可されていないとか?
お花畑駅3
有形文化財”お花畑駅”
(☆2)和銅と黄金めしのいわれ

今をさかのぼる事1290年前、慶運5年武蔵の国、秩父郡からわが国初の銅が産出され朝廷に献上されまた。
喜んだ朝廷は、年号を和銅と改元し日本発の通貨を発行しました。
この銅を運んだ荷役羊太夫は、秩父駒に銅を積み遠く都までの旅は難儀で食べ物は、アワ、ヒエ、キビ、クリ等 山のものが多かったのです。やっと御所に着いた一行がキビ飯を食べていたところ、時の帝が通りかかり「その黄 金に輝く食べ物は何じゃ」「余にも一箸与えよ」と従の者に申し伝えました。
帝は「たいそう旨い、黄金のめしじゃのう」と言われ喜んだと言う。
  和銅開称モニュメント
和銅開珎のモニュメント