37年ぶりに岡山に帰郷しました!
今年4月、岡山のミヤケ・ミチコちゃんから電話が入った。元気で大きな声、岡山なまりで10月17日(月)中学校の同窓会が有るから出席できん?僕は東京へ出て来て40数年、仕事人間である私は当然ながら忙殺の日々が続いた為、所在を連絡していなかった。
水江さん連絡が取れんかったんよ、西原さんに聞いてこの電話番号が判ったんよ・・・
岡山か~?懐かしいな~37年ぶりだ。どの様に変わっているのだろう?
取りあえず口頭で参加の意思を伝えておいた。
久々の国内旅行、10月に入り旅行のスケジュールを組んだ。
岡山の観光名所をNETで調べて見たお勧めのルート、どこも子供の頃何回も行った場所ばかり、今回は岡山を知らない友人と一緒の為、平均的なコースを取る事にした。
1日目倉敷下車、倉敷美観地区、大原美術館、下津井港、鷲羽山、2日目岡山着、後楽園、烏城(岡山城)、吉備津神社・・これで行こう!
10月15日(金)PM18:00仕事を終わらせ用意して来た旅行鞄を持って帰宅せず駅へ直行。
東京駅19時50分発博多行きに間に合った。宿は倉敷駅前の“ユニバーサルホテル”宿泊代4,790円/人2食付温泉、サウナも有る。安い!このホテル、今チェーン展開中だとか?いわゆる勝ち組ホテルだろう?当然混んでいる。
美観地区はこのホテルの目の前だ。翌朝荷物をホテルに預けて手ぶらでいざ出発!
備前焼き,吉備団子の店が入り口付近に並んでいるそこを過ぎるとあの有名なアングル、両側にヤナギ並木、中を倉敷川が流れている。
蔵屋敷と倉敷川のヤナギ並木
周りが白壁の土蔵、江戸の風情がたっぷり本町、東町、裏路地に数多く点在する隠れた名店?
僕らが子供の頃来たエリアよりかなり広くなっているように思う。
15日(土)と16日(日)は偶然この地域は「屏風祭り」・・この地域、蔵屋敷と言われるだけあって商人の町、豪商も多かったらしく昔から豪華な屏風を所有しており、この2日間それぞれの各商家がその屏風を並べ観光客にアピールしている。
書有り、絵有り僕には価値は判らないが相当古く骨董価値の有りそうな絵ばかりである。
展示している商家も立派な古い建物である。電柱はないし信号も少ない本当に静かだ。
「屏風祭り」の出品作、かなり有名な書画もあるとか・・・
アッチの備前焼の店を覗きコッチの民芸品屋に入り目的もなく兎に角ぶらぶら行き当たりばったり、時間を忘れさせてくれる空間だ。気が付いたらデニム素材の(岡山はジーンズでも有名)帽子を買っていた。
この地域、TVコマーシャル、映画撮影によく利用されているらしい。
この日も大きなマイクと本格的なカメラを持った人たちが神妙な顔をして打ち合わせをしている。
その後ろに撮影用の改造バスが止まっていた何か撮影をしている?僕らは地ビールを飲んだり、地元のオバサンと話をしたり、地元のオバサン結構いろいろなことを親切に教えてくれる。
おもてなしの心が身についているのか?ここの人達・・・この町1日居ても見飽きない。
大分歩いたらしく腰が痛くなった。地図を見た。駅がかなり遠くなっている。
時間を見るともう1時近く、次の目的地、下津井港と鷲羽山が遅くなる。早速倉敷駅を探し向かう。
倉敷駅も駅ビルが出来て昔と比べ大きく近代的になっている。倉敷駅前から出ているバスで児島駅乗り換えで鷲羽山だ。
バスで約50分、地元の色々なおばさんが乗ってくる。岡山弁で大きな声で話している。非常に懐かしい!
児島駅に着いた。児島市と言えばジーンズの聖地、国産ジーンズの発祥の地、染色と縫製の良さは日本中で有名だ。
海外の有名大手ジーンズメーカーから開発生産の委託を受けているらしい。
ジーンズマニアはこの本物を見る為に日本各地からこの児島市にくるらしい。
世界に誇る児島のジーンズ 桃太郎ジーンズ
しかし短足の僕にはジーンズは合わない為、今までこの方このカッコいいジーンズを着た事がない。
さて僕らはその児島駅から下津井港へ・・バスは一時間に1本だ。聞くとタクシーで20分くらい?じゃタクシーで行こう・・・
続く・・・