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川越まつり・・・ソーレ・ソーレ、ピーヒャララ ♪♪♪

川越まつり・・・ソーレ・ソーレ、ピーヒャララ ♪♪♪

川越氷川祭り
平成22年10月18日

現在、小江戸と呼ばれ川越藩主松平伊豆守信綱が修めた町で有名である。
近くに徳川家とゆかりの深いお寺、喜多院 が有り江戸城から移築された家光誕生の間や春日の局化粧の間を見ることが出来、いつも混んでいる。
川越まつり 004_640  川越 009_640
400年以上経った蔵造りの多く残るサツマイモでも有名な町、駄菓子横丁、古い造りの時の鐘等、何となく人間味の有る落ち着いた町である。
昔は川越市の東側を流れる新河岸川から隅田川を通って江戸との関わりを深く持ち栄えた町でもある。
うなぎとそばの美味しい店が多く、この落ち着いた雰囲気が好きで僕は時々行く。
今回は゛川越祭り”を見る為に行く事にした。

僕がいつも通っているフィットネスクラブ“ロンド”でも川越祭りは有名である。
そのロンドにはスポーツ施設や25Mプールそしてサウナが有りそのサウナ(当然水着着用)はおじさんおばさんの社交場になっており情報源でも有る。
その雑談で地域的にも近いせいもあり川越祭りは殆どの人が一度は行っている様子。
僕は昨年行った、私は今年も行こうと思っている。 へーそんなに有名なんだ?

それならブログのネタに・・と10月16日(土)午後2時過ぎに出掛けた。
久米川駅から各駅停車で約20分本川越駅はもう既に混雑が始まっていた。
警察官や観光協会、商工会の人達がそれぞれのはっぴ姿で忙しく動き回っている。
駅前から路地裏まで既にぎっしりと屋台が並んでいる。

今回は初めから屋台で一杯飲みながら散策する予定で昼食は取らずに来た為腹は減っている。
早速屋台の一軒で今はやりの山梨のB級グルメ”鳥のモツ煮“とビールを頼んで近くの店先のブロックに腰を掛け

”健康に乾杯!“

余りかっこ良くないが天気は良いし気分も良い(マ~カンベン)・・・
一息ついたところで祭りの山車の集まる出発地点の市役所前に向かう事にした。
国道の両側だけでなく川越市全体にぎっしりと屋台が並んでいる。

こんな大規模な屋台村は今まで見たことがない。それも路地裏までも、その路地裏まで人人人で溢れてる。・・・凄い人出である。
日本人いくつになっても祭りが好きでたまらないのだろう?太鼓、笛、鐘、屋台への郷愁があるのだ。
チンチンチチチン、チチチン、ピーピーピーヒョロロ、ピーピーピーヒョロロ何となく居心地が良い。
その屋台を次々ノゾキ、その時の雰囲気、思いつきでついつい買い食いしている。
すぐ近くで鐘、太鼓、横笛が異常に雰囲気を盛り上げてるせいもある?

それぞれの店で扱っている品物は我々の子供の頃売られていたものと余り代わり映えしない。
しかし驚いた!・・・“たまご掛けご飯 300円”??・・・それも行列を作って並んで待っている???
そんなもの自分ちで食えよ!・・・興味を持って覗いて見た。確かに何のヘンテツもない本当に玉子掛けご飯である。

米はササニシキで小さな茶碗に軽めに一杯分、玉子は今朝取立ての新鮮玉子・・・しょうゆはそこに有ります。
へーこれで商売になるんだ?・・・それも20人以上並んで順番を待っている。

・・特に若いカップルが多いが、おじさんも結構並んでいる。

この屋台村ところどころの空き地に長いすを並べて休憩を取る事が出来る。
生ビール、黒ビール、地ビール等を次々に買ってきてその長いすに腰を掛け色々な人の動きをウオッチする。

今は何がはやっているの?何がオシャレなの?余り表を出歩かない僕にとって今まで見た事がない新しい今を見ることが出来るから楽しみな時でもある。
午後7時過ぎ、いよいよ山車が動き始めた全部で26台有るらしいが、今年出るのは17台、各地区でそれぞれ管理されているが毎年でるとは限らないとの事。
川越祭り2
一度山車を出すには200万円以上掛かるとの事,曳っかわせ(交差点で出会った山車同士が競演を繰り広げる)や山車にはハンドルやブレーキがついて無く四つ角等で曲がるには特別な技術が必要の為、よそからプロの飛び職人を頼まなければならなく
ほとんどその人件費の為だそうだ。

(元気の良い(寄付の多い)町は毎年参加するとか?)
一箇所の交差点で3台4台の山車が出会うとそれぞれの山車は雛子台を左右に回転、その度に観衆から大きな声援が飛び交い川越山車祭りは最高潮になる。
川越祭り
そう言えば大きな交差点には多数のマスコミ関係らしい人?が数十万円もする?カメラをもって良い場所を早くから確保しシャッターチャンスを狙っているのが印象的でした。
PM7:30、周りが暗くなり゛ソーレ、ソーレ、ソーレ“山車に火が入りネリ始まった。
見物人もそれぞれの山車に併せて動き始めた。

おや?ここの祭り神輿がない? マッいいや!みどころはこの曳っかわせだそうだから。
神輿中心の祭りと違い余りテンポと熱気は感じられない。
どちらかと言うと整然と紳士的な静かな盛り上がりである。
川越 017_640  川越祭り5
これが国指定重要無形民俗文化財であり関東三大祭(茨城県の石岡のお祭り、千葉県の佐原の大祭、埼玉の川越祭り)のひとつだそうだ。
ちなみに秩父の夜祭は、京都祇園祭り、飛騨高山祭りと共に日本三大曳山祭りだそうです。

本当に久し振りに本格的な祭りを見ることが出来て大満足、今年は2日で80万人を集めたそうで・・・お陰さまでこの祭りで充分なエネルギーを貰った。
来週から又始まる10月の後半戦に備えることが出来そうだ。
川越祭り支えた関係者の皆さんご苦労様! <m(__)m>

追伸)
今年の川越祭りは見に行きたくで行ったのですが、先週の所沢祭りは所沢に出かけて偶然出会った祭りです。
いつも祭りを追っかけているおっさんでは有りません。
(このブログをご覧の皆様へ) (*^。^*)
水江