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安房小湊、鯛の浦の昼メシ!

安房小湊、鯛の浦の昼メシ!

千葉鴨川・・鯛の浦にて
眼下に太平洋見下ろせる露天風呂に入ったり大浴場に入ったり、1時間半ほどかけてゆっくりと・・
露天風呂2
至福の時間、ま~ったりと
普段はいつも時間に追われて仕事をしている。しかし今日は我儘勝手な時間の使い方をしている。・・ナーンにもしていない。
・・この上なく贅沢な時間だ。夕食は7階のレストラン。サッパリとした後で部屋番号の席についた。
用意されている料理・・これは良い!食前酒、伊勢海老のお造り、刺身の5点盛り、アワビの踊り焼き、鯛のカブト煮他・・
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海辺のホテルで食べたかった魚料理ばかりだ。ほとんど残さず平らげた。大満足!さて本日最後の贅沢、マッサージ
このホテルには常駐しているマッサージと外から来るあん摩さんが居る。常駐のマッサージを選んだ。
“アッソコソコ・・ウッウッ・ウーンいい気持”等と言っている内、未だPM9:00だと言うのに余りの気持ちよさに気を失った。

気が付いたら朝のAM5:00だった。海辺の朝はもう明るい。
今日のスケジュール、特に決まっている訳ではない。朝AM10:30の安房小湊駅までのこのホテルの送迎バス、コースターLX29人乗り新車で送ってもらい。そこから鯛の浦へ行くことにした。
しかし安房小湊駅でタクシーを探したがハイシーズンの為か、もともと少ないのかタクシーはつかまらないしバスもない、最悪なのは駅にコインロッカーも無い。
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僕は日頃自家用車を利用する為、荷物はトランク放り込んでおく、この様な不自由を経験した事が無い。
駅員に聞けば鯛の浦まで歩いて15分~20分らしい。真夏で少々暑いが海岸添いだし坂道もないトコトコ歩くことにした。
荷物を背負って・・旅費を浮かせて海外旅行する若い青年バックパッカーの様に・・しかし暑い・・
この地域、日蓮上人の誕生の地“誕生寺”も有る。日頃歩く事に慣れてはいるがこの日はさすがにこたえた。
船着き場についた時には汗でグッショリ!、15分程待って鯛の浦の遊覧船に乗り沖に出ると涼しい風が有り幾らか汗が引いた。

この鯛の浦の鯛は特別天然記念物に指定される。深海にすむと言われる鯛が遊覧船に添って海面すれすれまで来る。それも大きな群れを成して船上からよく見える。まるでいけすの中に我々がいるようだ。これは珍しい体験をした。
鯛の浦遊覧船鯛の浦の鯛鯛の群れ
鯛の浦遊覧船     鯛の浦の鯛     鯛の群れ・・分かるかな~
この鯛こそが日蓮上人の化身と言われ、この地域では漁を禁じられているそうな。20分少々で遊覧が終わりPM1時過ぎ・・
遊んでいると時間が早い!腹が減った。この周りには大型ホテルも何軒か有るがこじんまりしている店の方が旨いものを食わせてくれるケースが多い。魚料理を食わせる食堂を探してブラブラ・・アッ有った!あまり豪華ではなく古びた造り、漁船の匂いのする何となく波長の合いそうな店を見つけて入った。
“浜よし”の看板が掛かっている。
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いかにも魚料理の店”浜よし”
中に入ると15人~16人座ると一杯になりそうな店である。昼は少し回っているがかなり混んでいる。
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壁に貼ってあるメニューが何ともいえない
早速、刺身の5点盛りとサンカイ焼き、なめろう、サザエの刺身そしてビール
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期待通りの美味しさ!
先ほど大汗をかいた後のこの一杯のビールの美味しさ気を失うほどうまかった。
落ち着いてこの店の中を見渡すとどうも様子がおかしい?大きなカメラを持った人がカウンターの中の店主に向けてインタビューをしている、その後ろにライトを当てている人??
どうも撮影をしているようだ。聞けば鯛の浦のこの地域の特集を組んで9月8日(土)7チャンネルで放映されるそうだ。
へーこの店、地元でも有名なんだ?いい店に入ったなー、少々得した気がした。
外へ出ると目の前が海産物のショッピングセンター大きな駐車場もある。今日は観光バスは1台もない。中へ入ると客は殆どいない。魚の干物、塩辛、昆布、ヒジキそして煎餅等など、この地域何処の店にでも並べている土産物ばかり・・人目を引く土産が余りない。

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これだけの設備を整えてよくやっていけるなー?余計な心配をしながら誕生寺へ、日蓮聖人が約800年前に小湊片海で降誕されたそうな。
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日蓮聖人が幼少期を過ごした寺
その後、数回にわたり大地震、大津波等の天災に会いこの地に移されたそうな。かなり大きな本堂だ。
周りの参拝客と同じようにあっちの賽銭箱、こっちの賽銭箱に100円玉を放り込み手を合わせ色々なお願いをした。・・
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生誕800年だそうです
これで下期の売り上げは安心だろう??30分くらいで一回りした。
外は未だ相当暑い。直ぐ近くにタクシーの営業所が有るが相変わらず事務所には誰も居ない。当然流しのタクシーはない。表にタクシー待ちの長椅子が置いてありそこに数組の客が待っている。アーここで待つのか?
10分くらいで一組目が乗り込みさらに10数分で乗り込む事が出来た。
安房小湊駅、時間はPM3時を回っている。東京行の特急に乗れば1時間半程だ。

しかし今日は特別暑かった!汗をかいた分水分の補充が必要だ。目の前にコンビニが有る水分補充用のビールと乾き物のつまみを買い込んで乗り込んだ。
いざ特急電車の席に着いた“今年の夏休みはこれで終わりだ”何となく現実に戻る。あと2週間で8月が終わる。

会社では予算の半分まで売り上がっていない?その上、日本中が今月いっぱいお休みモード??・・等とやや暗い気持ちで東京駅に向かった。
しかし東京駅に着くと土産をドッサリかかえた帰省客や仕事中のビジネスマン、人ゴミと物凄い熱気で溢れている。
・・・“モタモタシテいると取り残されるぞ”・・と影の声、に励まされ山手線に乗り自宅へ向かった。
水江一正