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”うどん県”と金毘羅詣で

”うどん県”と金毘羅詣で

キツネうどんと金毘羅詣で!

 

“騒ぐ年、酉年”の年末が来た。やはりこよみは当たるのか?弊社も色々の事が有り大変だった。しかし良い経験をした。

今年も年末近くになり息抜きの旅行、今回は四国を選んだ。今年も旅行業者には頼まずに往復のチケットは行きは高松空港、帰りは高知空港でまずは搭乗券を確保出来た。さて宿泊旅館が問題だ。NETで見てやはり良さそうなホテルは殆ど業者に抑えられている。しかし空いていると何故か不安になるがレビューをチェックして妥協する。“今年は少しグレードが下がるような気がする。

”温泉に入って時間が来れば食事”と・・気まま旅と言う訳で12月30日PM12:30頃高松空港に到着した.

日頃利用しているタイムズレンタカーのカウンターで“讃岐うどん”の美味しい店は?するとカウンターのお姉さん“すぐ隣に有ります。

DSC03565+1     地元で有名な”かわたうどん”

市内へ行く途中にも沢山ありますが隣の店も有名ですよ”歩いて2分、丁度昼時と有って20数人程が並んで行列が店の外まではみ出しているいる。

DSC03563+1   店の外まではみ出している行列!・・何時間待ち?        

しかし店の造りは結構大きいし、さすがうどん専門店だけあって回転は速い。

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12~13分程の待ちで席に着けた。店の造りの割には意外と品数が少なく気をてらわないところがイイ!好物の“きつねうどん”を注文した。

きつねうどん+1

      僕の大好きな”きつねうどん”

結構時間が掛かっている。注文を受けてから麺をでるらしい。店内を見回して見るとオデンの鍋や”お稲荷さん”が有り勝手に取ってきて後で櫛の本数で計算をするらしい(回転寿司と同じルール?)。ネタはスジ、大根、ナルト、コンニャク等関東と同じ種類だスジと大根、コンニャクを取って来た。出汁が違う薄口だが良く煮込まれて旨い・・待っていても苦にはならないし店も手がかからない・・上手いこと考えたものだ。その内きつねうどんが来た。どんぶりを覆うような1枚の大きなあぶらげその下にうどんが有る。かなり太麺だ、僕はラーメンでも麺にスープが良く絡む細麺の方が好きだ。しかしこれが讃岐うどんなら仕方がない。コシの有る麺を2~3本すくいよく噛んで、噛んで、噛んでスープ一緒にゴクリそして大きなあぶらげを一口これも薄味だがしっかりと出汁を含みジュワ―と一緒に甘みが口の中に広がる関東と違い薄口の出汁だが旨い!この地域の出汁にはコンブ、カツオの他イリコが入っているらしい。青魚には独特の匂いが有るらしいが何らかの方法で料理されているのだろう。美味しくてどんぶりの出汁を残さず頂いた。取りあえず“日本一のうどん県”香川の名物を先ず食した。関西に来た気がした。

さて今日の予定はここから40分~50分の先の“讃岐の金毘羅さん”の御参りだ。階段は全部で1,368段である。このスケジュールを決めた後、ハッキリ言って後悔をした。本宮まで“785段”の階段は絶対上らなくてはならない。毎日通っている弊社2階までの20段の階段でも登り切って一呼吸おいて2歩目を歩き出すのに・・下調べしたら途中まで「かご屋」が居るとか?しかし人の助けで御参りしても御利益はなさそうだし・・途中の店で“杖”を貸してもらえるともある。お年よりも多く御参りしていると聞く。

門前町にはいくつかの有料駐車場が有るが商店で土産を買うと無料になるとの事。

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        駐車場の呼び込みも必至である

さてと階段を数歩登る、

DSC03571+1        この階段・・ホンノさわりです!

この調子で780段か?等と思いながら登って行く途中参道の両側には商店街や飲食店が有り所どころヒッカカリながら登って行くと意外と進んでいる。商店街でビールも売っていたがさすがに今回は“ナマツバ”ゴクリで我慢した。

DSC03568+1      有名な”金陵”の店・・構えもGOOD!

小学生くらいの子供たち元気、元気“オバアチャンハヨウハヨウ・・あと何段?”等の会話が回り中で聞こえる。

DSC03579+1       僕にもこんな時代もあったよね~

若い男女のアベック達も多かった。何故か男の子より女の子の方が元気に見えたのは今の世の中かな?途中には“五人百姓”大きな傘をさしてべっ甲アメを売っている5人のオバアチャンが居る。何と800年前鎌倉時代から続く由緒正しい店だそうだ、境内で唯一店を出す事を許されているとの事。

五人百姓       ”五人百姓”・・名前の由来は?

その後宝物館や表書院を見て、もう何段上ったか判らないが相当登ったと思う。やっと着いたと思った社殿は旭社とか言う別の重要文化財であった。

旭社+1           ”旭社”

そこを過ぎると最後に百数十段の急階段となる。何回か御参りしている参拝者が“お爺ちゃんこの上だよ!”と声を掛け合っているのを聞いて階段を見上げると少しづつ本宮が見えて来始める。やっと無事着いたか!の気持ちと妙な達成感を感じた。参拝で達成感を感じた事は今までは無かった。

金毘羅さん本宮       金毘羅さん”本宮”

ところで“金毘羅さん”は有名では有るが何の神様?実はあのヤマタノオロチを退治した“スサノウノミコト”の子供でイナバノ白ウサギでウサギを助けた“オオクニヌシノミコト”だそうだ。本来は“海の神様”で漁業、航海等海上の安全の神様だそうだがそのほか農業殖産の神、医薬の神、技芸(音楽、芸術)の神でも有るそうだ。即ちどんな願い事に関してもご利益があるそうだ。そう言えばオオクニヌシノミコトは白い大きな袋を背負っていらっしゃったからね?

785段の急な階段をコツコツ登って来ただけあって何かご利益が有りそうな気がする。

本殿へ向けた最後の級階段      本殿までの最後の”階段”

しかし今年も又年末の御参りになった。

今日は12月30日だそのご利益、後2日で終わらなければ良いが・・

       水江 一正