代々木で北海道三昧!
平成24年10月7日(日)3連休の中日の日曜日、昨日から雨がシトシト、5チャンネルテレビ朝日で朝早くから第23回目の北海道フェスティバルの中継をしている。
“北海道”このひびき牛肉、羊肉、ジャガイモ、ニンジン、カボチャ、カニ、イクラ、ウニ、ホタテそして昆布、ワカメ等など、どの食材も何故か新鮮、高価、旨い、を連想させる。僕は休日の為お茶を飲みながら新聞を読んでいると電話が掛かってきた。
今日昼飯に蟹を食いにいかないか?どこの店へ?代々木公園だよ!チーズもワインも有るらしいよ!原宿まで約1時間・・じゃ行って見るか?
12時半頃久米川駅で待ち合わせ午後1時過ぎ、原宿駅から歩いて約7分~8分の代々木公園もう相当な人が出ている。場内の案内地図も配りきって無くなっている。
北海道フェア~やって来ました!!
取りあえず一回りしてみよう!
物凄い混雑、押され圧されて進んでいると突然前に進まない。そこは目的の食品を求めた長い行列の最後尾だったり。とても一回りゆっくり店の下見が出来る状況ではない。その内場内の様子が少しづつ理解出来るようになった。
人気店には物凄い行列が出来ている。今朝TVで放映していた焼き蟹の店が有った。
大混雑焼き蟹の店
じゃこれ食おうか最後尾はどこ?黄色いジャンパーを着たスタッフが看板を持って立っている。アーここか?結構時間がかかりそうだな?
焼き上がりが遅いせいか中々前に進まない。時間がもったいない待っている間他の店で何か買って来よう。
手分けして相方がジンギスカンの皿盛りを買ってきた。少々行儀が悪いがビール片手に食しながら並んだ。
そこはフェスティバル。フェスティバルの常連さんは同様にしている。
蟹の焼足2本2,000円、蟹のふんどし600円、足を一本サービスしてくれた。時計を見れば1時間35分も並んでいた。
カニ、蟹、のオンパレード
・・よく我慢したなー、こういう行列、途中であきらめようとするとなぜか進みが良くなったり、店の様子が見え隠れするともうチョット我慢しよう等と思うものである。場内には幾張か食事用テントが有る。当然座れる席は無い。店の裏に業者用の出入り口の横に空きスペースが有る。そこへ店の段ボールを敷いてビールで乾杯!
よく見ると蟹を天日に当てて解凍している?何だこりゃ!スーパーで売っている蟹と一緒か?そうだよな?
北海道沖で漁獲したらその船の中で冷凍するらしいからね?“マッお祭りだから?”・・
う~む???
かなり大きな蟹の足だ。殻を割ると簡単に大きな蟹の身が食べやすい状態で出てくる。一気に口いっぱいにほお張る。食べごたえ噛みごたえが有る。ぷりぷりとした独特の歯ごたえとともにやや甘みを感じる。長い時間並んだ甲斐あった。やや納得。蟹の太い足を食ってビールを飲んだが腹は未だ満たしていない。そして又場内へ次は何を食いたいか決まっていない、店の看板を見ながら・・アッ今度はこれ行こう!焼きガキ、ホタテ焼き、つぶ貝のバター焼き、この行列は余りならんでいない?と思ったら誘導員が上手なせいか8重にうねって並んでいた。この店は店員も多いせいか40分少々で手に入れる事は出来た。
美味しそうな店には人、人、人
そしてそれを持って今度は場外の公園に腰かけてゆっくり食した。
かきは貝殻が20センチ程もある大きさで一度せいろで蒸してくれるかなり大きい身が入っている。
口に入れて噛むといつもの通り舌触りがよくミルキーの味と香りがして美味しかった。
ホタテガイもやはりかなり大きい身を串刺しにしている。焼いている為当然新鮮かどうかは判らないが、北海道祭りの為産地から直接取り寄せている。新鮮なんだろう。食べごたえが有りやはりこれも美味しかった。
今日のフェスタは特に若い人達が多かった気がする。近場で旅行した気になれる北海道フェスティバル。
日頃忙しく帰郷できない北海道出身の人達、北海道旅行で思い出のある人達にとってこの様なフェスティバルが人を集めるのだろう?
代々木の北海道です!
昨年は35万人の人出だったらしい。僕にとってこの人ゴミ、しばらくはチョット・・と思いながらくじで当たった小樽ワイン2本と日高コンブをぶら下げて原宿駅に向かった。
しかしこんなに混雑していても整然と何時間も待っている日本人、海外ではたいていイザコザや列を乱してトラブルが有るのが普通だが子供の頃から身についているマナーの良さに少々うれしさを感じた。その後、原宿で山手線に乗り込んだ。そんなに混んではいなかったが席に座っている若い男女と目が合った・・その男性、すかさず席を譲ってくれようとした。
僕は慌てて制止したが少々ショックでもあった・・そんな年に見られたのかなー?しかし彼らの様な清々しい青年達が居る日本、日本人である事が誇りに思われた。
日本の心ここにあり
近隣の他国では人の持ち物、国土を平気で自分の物だと言う神経、技術を盗んで自分たちが開発したと主張する神経、そして幼少時からそれが正義とした教育をしているかと思うとゾッとする。
・・しかし常識のある世界の人達はそれらの国の政治・国民を公正に見ているでしょう?
良いか悪いかの判断を下してくれるでしょう?
今日は人ごみで少々疲れたが、また一つチッチャナ良心に触れる事が出来てホッとして帰宅しました。
水江一正