ミャンマー雑記 Part 6
これはお米屋さん。ミャンマーの主食は米。このクニではコメは二毛作である。輸出産業の花形で年間100万トンも輸出しているという。品種はインディカ米、要するに外米。日本のコメと比べると、ごはんに輝きがないし、粘りもない。味も落ちる。箸にかからないからスプーンで食べることになる。田舎では右手3本の指を使って食べている。この風習はインド、ネパールでも同じだ。
食べ方はカレーで食べるのが一般的。私はカレーの香辛料が苦手なので、チャーハンか中華飯にしたものを食べていた。これなら結構いける。
日本と同じように等級がある。やはり味が違う。写真にあるのはその等級ごとに別けてあるもの。
昔の日本と同じようにマス目で売る。気になるのは値段だが、昨年までは、おおよそ日本の1/8ぐらいの値段ぐらいであった。が、今年になってインフレが進行し、一ヶ月ごとに値上がりしている。私の友人は、等級を落したものを買わざるを得ないとこぼしていた。約60kgで10,000チャットというから日本円にして1,000円というところか。
ヤンゴンでは一番美味しいのはシャン州(ミャンマーの東北部の山岳丘陵地帯)でとれたコメだというのだが、シャン州に旅したときは、そこの住人は逆に河口のデルタ地帯のコメが一番だと言っていた。