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世界に誇る名園、岡山の後楽園!

世界に誇る名園、岡山の後楽園!

世界に誇る名園、 岡山の後楽園 に行って来ました。
桃太郎の像PM7:00前に岡山駅到着・・37年ぶり、37年ぶり・・
駅前はどのように変わっているのだろう?
当時、岡山駅の構内昔は鉄道弘済会(KIOSK)と日本食堂しか無かったが?
今では名の通ったテナントや有名な土産物売り場がギッシリ・・

その上どこもお客でごった返している。物凄く変わった。しっかりした大都会の玄関の顔だ。

駅前は?イヌ、サル、キジを従えた桃太郎の銅像しかなかった?
駅の正面には岡山会館そして中筋商店街ここはどうなったのだろう多少モダンになっているだろうか?・・・
“アレ?”ここも大きく変わった!駅前は大きくスペースが取られ、噴水やベンチが出来て待合の場所になっている。
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今や桃太郎銅像前は待ち合わせ場所に・・
岡山会館がビックカメラ?それと中筋商店街が桃太郎通り?・・・
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ナント!ビックカメラに・・
ここまで来るともう僕の知っている岡山では無い?
岡山駅前の顔が全く変わった?・・そしてその商店街をのぞくと果物屋が居酒屋に、文具屋がビデオショップに、ほとんど店主が変わっている。
“水江もうお前の居るところはないよ”と言われているような気がした。
非常にさびしく僕の気持の中から故郷を取り上げられた気がした。このまま東京へ帰ろうか?
との気にもなった。
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既に僕の知らない岡山・・
しかし岡山県民の仲間たちが盛り上げ岡山は確実に発展させているから仕方がないのだ!・・
気を取り直しホテルへ直行、シャワーを浴びて晩飯を、ホテルにも食事が付いていたがキャンセルして、やはり同級生のミヤケ・ミチコチャンのお嬢さん紹介の小料理屋“ひさの”へ電話して予約を取り場所を聞いた。
このホテルから5~6分の距離だった。
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隠れ家的な雰囲気が・・
広くはないがこじんまりとした雰囲気のある店だ。
ミチコチャン言うには東京からお客さんが来たときにはいつもそこへいくんじゃ、値段もほどほどだしおいしんよ・・
仲居をしている若い女の子“水江さんですね?お待ちしていました”
ハキハキしたしっかりした口をきく子だ。この店の教育が良いのだろう?
先ほどの岡山についたショックはシャワーで流したし、サーこれから岡山の本物の郷土料理を食うぞ!
先ずビール、今何が美味しい?・・サンマの刺身、脂がのって美味しいですよ、じゃそれを、それとアナゴの白焼き・・隣の席70歳前後の客、常連らしく大きな声で自慢話をしている。
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サンマの刺身・・中々でした
その客のが食べている焼肉(ステーキ)が旨そうだ。岡山牛・・・有名だった?
その仲居さん“何ゆうとるん兵庫、岡山、広島の中国三県の牛肉は日本中で有名じゃが、特に新見、蒜山のはおいしいーが”へーそうだったのか?じゃそれも・・・

しばらくして料理が運ばれてきた“水江さんこの肉は生でも食べれる程新鮮じゃけーおいしいよ!
”黒毛和牛の霜降り、少しあぶって一口・・うまい!確かにうまい下にとろける霜降りの味わい、しばらく感じなかった幸せだ。少々高かったが日頃激しい仕事のご褒美として自分に納得。・・

10月16日今日は生まれ故郷、岡山市を中心の観光、メインルートは全国区の名所、後楽園、岡山城(烏城)、桃太郎伝説の吉備津神社、そして子供の頃育った自宅近所、通学路、近所の商店街(奉還町)・・・
時間の関係上、何処まで回れるか判らないがAM9:00過ぎにホテルスタート、早速岡山駅前から路面電車に乗り城下下車徒歩10分程、旭川の土手が見えた。アーここだ!
早速土手に上り川沿いを後楽園の入口へ、ほとんど変わっていない。
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昔懐かしい土手をプラプラと・・
土手は遊歩道用に少し広く改修されたのか?懐かしい・・天気も良かったせいか非常に心地よかった。
“帰ってきたよーコウラクエン!”
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はるか彼方に岡山城が・・
橋を渡り南門から入場、日本が世界に誇る文化財、日本三名園の一つ、後楽園だ。
“広い芝生や池、築山、茶室が園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺めることが出来る”・・そうな?さすがにここは40年前と全く変わっていない。
それより年を重ねて樹木など太く重厚になっている気がした。
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日本三名園の一つ
子供の頃、時々来ていたが当時はただ走りまわって名園を見ては居なかった。
今回は何ヶ所かポイントを決めてゆっくり鑑賞できた。園内に来園者用の茶屋が有った・・・(以前は無かった?)赤い毛氈の椅子に腰かけお抹茶と吉備団子を頂いた。
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僕は日本中色々な所へ出張等するがこれ程の名園は無いと思っている。
例えば水戸の偕楽園、金沢の兼六園が有るが、僕にとってこの広い芝生と水路を中心としたこの庭園は何故か比べものにならない程落ち着く。

特に東京で激しい仕事に追われていると時間の止まるこの時間は僕にとって最大級の贅沢をさせてもらった気がした。一時間半ほどくつろいで後楽園を後にした。
再び南口から出て橋を渡ると目の前が岡山城だ。
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この城の歴史こそ豊臣方、徳川方の戦い大阪夏の陣でそれぞれに味方した大名達が勝者と敗者になり城主が二転三転している。
戦国大名、宇喜多直家の跡を取り、秀吉に可愛がられた秀家が秀吉の指導の下、築城計画を進めた名城である。
目の前の旭川の流れを変え天然の堀として防御力を強化した。
その後大阪夏の陣で敗れ八丈島に流されそこで生涯を終えた。
城を引き継いだ小早川秀秋の増改築後、池田家へと引き継がれ徳川家康の外孫の池田忠雄が明治まで維持された。その後、池田綱政が後楽園を築庭した。

池田家が皇室より池田厚子さまをお迎えする事になったのは有名である。
岡山城は米軍の大空襲で炎上し昭和41年に建て替えられた。
従って僕らが岡山に住んでいた子供のころには基礎の城壁だけしか残って無くこの岡山城はまだ無かったのです。
その岡山城を出たのがPM1時過ぎ、今回最後の観光の目的地、桃太郎伝説の発祥の地、吉備津神社へ!
水江一正