昼メシはやっぱり目黒のサンマ!
9月9日(日)朝早めに仕事の打ち合わせで品川の業者と会った。幸い打ち合わせはスムーズに済、“次回は電話で”・・と言う事になった。“これからまっすぐお帰りですか?”“そのつもりです”“目黒でさんま祭りをしているタダのさんまでも食っていったら?”からかわれているのか本気で言っているのか?
そういえばもうPM12時過ぎ、ここから3駅目、帰り道でも有るし・・毎年TVニュースになる“目黒のさんま祭り”寄ってみるか?何でも好奇心を持つ悪い癖?の自分。JR目黒駅、改札口を出たあたりから魚の生臭さと焼き魚の煙がしみ込んでくる。駅構内にはうちわを持った親子、浴衣を着たアベック、何となくお祭りに参加した気になる。
人の流れが自然と出来ている
駅を出ると目黒通りに添って人の流れが出来ている。その流れに歩いて行くとアイスクリーム、ハンバーガー・酒・生ビール、焼き鳥等の屋台が並んでいる。その先のりそな銀行の前から物凄く白い煙が立ちあがっている。アッあの一帯で焼いているのだ。
昨年東日本大震災で被災した、岩手県宮古市で水揚げされた新鮮さんま7000匹。
(今年は特に商工会青年部)の皆さん相当苦労が有ったのだろう。
目黒の駅前が煙に囲まれている
さらに驚いたのは焼き魚の売りだけではなくその他のこだわりである。添え物の大根は那須塩原産、徳島のすだち、和歌山の備長炭等など日本の有名主産地から直接持ち込まれているそうです。
サンマにすだち・・ウーン合うねえ!
ジャー早速ならんで新鮮焼き立てさんまを頂こう!
美味しそう~
“お待ちの方はこの先に並んで下さーい”“これだけのイベント並ばなければ食えないよなー”当然納得の上最後尾へ向かう、物凄い行列だ横列10数人の列が行けども行けども・・・まだこの先?やっと最後尾を見つける事が出来た。そして係りの人に“どのくらい待つの?”“約3時間”“エー3時間?”“ハイそのくらいは”・・申し訳なさそうに・・
見えるのは人の頭ばかり
年に一度のお祭りだから仕方ないよな?しかし100円のさんまに3時間はチョット、いくらお祭りでも・・仕方ないあきらめよう。
しかし何か食わないと腹が減ったし・・かと言ってレストランはいまさら・・よく見ると広場に向かって人の流れが出来ている。
ここにもイベント会場が有る。入場すると西アジアから来日したと思われる女性数人が民族衣装をまとい踊っている。周りを囲むようにテントの出店が出来ている。生ビール、フライドチキン、フランクフルトそしてここでもさんまが売られている。
ここは有料だ、それでも長い行列が出来ている。さんまを食べに来てフライドチキンもナー、しかし並ぶのもいやだし・・
近くの出店でビール片手にきゅうりかな
本日の気温は35度C~36度C、猛暑日である。仕方ないから割り箸に刺された1本200円のきゅうりの塩漬けをかじりながら生ビールで乾杯!何とも言えないストレスをしっかり抱えてレストランを探す事になった。
季節の変わるこの時期、東京目黒のさんま祭りは有名だ。毎年TVのニュースで間違いなく放映されている。
それも毎年、毎年この時期に放映される。・・その度にこの嫌な思い出を思い出すのかと?・・
その時はこのドジぶりを誰かに面白く話せばいいか?等と楽天的に思い直して・・今日午前中は仕事でうまくいったし、マ、一勝一敗か?等と納得しながら、人垣をかき分けかき分け〝さんま定食”のある食堂を探す事にした。・・・
水江一正