・タイの犯罪テクニック・・こんな誘いに注意!
(1)自称シンガポール人又は韓国人女性による詐欺事案
(ア)場所 ~ スクンビット地区、シーロム地区、カオサン通り
(イ)手口 ~ 盗難被害に遭ったと英語で話し掛け、同情を買い、お金を騙し盗られる(2)睡眠薬強盗
(ア)場所 ~ カオサン通り、王宮周辺及びスクンビット(アソーク近辺)
(イ)手口 ~ 自称マレーシア人等(国籍、男女別、人数は様々)から「今度、日本へ伯母が日本へ行くので、日本の事を教えて欲しい」などと突然声(英語、日本語混じり)を掛けられ、自宅と称する場所(飲食店の場合も有り)に誘われる。そこで、飲食を共にする中、飲み物等に入れられた睡眠薬で昏睡状態になったところで金品を奪われる。
(2)いかさま賭博
(ア)場所 ~ 王宮周辺、カオサン通り及びスクンビット(アソーク周辺)
(イ)手口 ~ 自称マレーシア人等(国籍、男女別、人数は様々)に路上で「今度、伯母が日本へ行くので、日本の事を教えて欲しい」などと突然声(英語、日本語混じり)を掛けられ、自宅と称する場所に誘われ、最初は遊びでトランプゲームを勧められる中、勢いでお金を賭けるように仕向け、多額の現金を騙し盗られる。
(3)スリ被害等
(ア)場所 ~ サイアムスクエア付近
(イ)手口 ~ トゥクトゥクに乗車し移動中、後方から近づいたバイクが膝の上に置いてあったバックをひったくり逃走。
(4)宝石店又はスーツ仕立店とのトラブル
(ア)場所 ~ 王宮周辺、カオサン通り
(イ)概要 ~ タイ人男性に「良い観光スポットがあるから」と声を掛けられトゥクトゥクに乗せられる。観光案内の後に、「この近くに良いお店があるから」と『宝石店』又は『スーツの仕立て店』に連れて行かれ、相当額の宝石の購入又はスーツの仕立てを強く勧められ、断ることができずに購入してしまう。後に購入したものが粗悪品であることが判明する。
(5)レンタルバイク又はジェットスキー業者とのトラブル
(ア)場所 ~ リゾート地(パタヤ、プーケット島及びパガン島)
(イ)概要 ~ レンタル業者にバイク又はジェットスキーを返却する際に「傷を付けた」、「破損させた」として高額な修理費を請求され業者との間でトラブルとなる。また、損害保険に加入している業者が少なく、万が一事故を起こした際には高額な修理費の支払いを求められる。なお、当地での運転に関しても運転免許証または国際運転免許証が必要であり、仮に無免許による事故を起こした場合には保険の適用が受けられず高額な医療負担を強いられる。
(6)タバコの不法持ち込み
タイ物品税局では、免税(納税シールのない)たばこの不法所持で摘発された者に対し高額な罰金(1カートンにつき4,675バーツ(約12,000円))を科しています。免税(納税シールのない)たばこについては、紙巻きたばこであれば200本(1カートン)、葉巻等であれば250グラムまでです。免税タバコを、規定量を超えて関税を払わずに持ち込もうとした場合、税関検査で摘発されると高額な罰金を科せられるほか、物品も没収(規定量も認められずすべて没収)されることになりますので申告は適正に行ってください。なお、摘発を不服として罰金支払を拒否した場合には裁判となりますが、その間、身柄を拘束されることもありますので留意してください。