野火止め通りの秋
弊社事務所近くに野火止め通りと言う散歩道が有る。江戸時代川越藩主の松平信綱公により灌漑用水路として造成された現在の立川市から志木市に渡る25KMの用水路だ。
野火止め用水路
その用水路が東村山の弊社事務所の近くは一部ふたがされて遊歩道になっている。
僕は自宅から事務所へ向かうのに健康管理の為遠回りをしてわざわざここを通り通勤をする。
朝の散歩道・・
草花は無いがケヤキ、桂、カエデ等が街路樹として植えられている。ここは春と秋には特に季節を感じる。
巾5M~6Mの狭い遊歩道だが、早めの朝の通勤時間には犬の散歩やランニングなど結構同じ顔の人が通る。
ワンチャンのお散歩コースには最適!
立冬が過ぎてスーパーなどの店頭で柿、栗、梨、カボチャ等が豊富に並ぶ、しかも安くなるこの時期、この野火止め通りの木々が初冬を知らせてくれる。ついこの間まで青々茂った木にうるさいほどの蝉が鳴いていたのに・・
水鳥たちの憩いの場所
今迄開け放たれていた窓が閉められて、ジャージ姿でランニングをしていた人がダウンコートを羽織る様になった。
空は澄んで星はキレイになるがこの時期、自分一人取り残された気持ちになるのは僕だけかなー?
その野火止め通りの木々が黄色や赤の枯葉に変わりそして落葉する。あとひと月少々で今年も終わりだ。少々感傷的になる。
新緑の頃の野火止め用水
今年は少しは前に進んだのかなー?毎年反省ばかりの遊歩道だ。
そうだ!反省会にみんなと一緒に海鮮寄せ鍋で一杯やろう!懲りないオッサンの反省会だ。
落ちはやはり”食欲の秋かな~”
水江 一正