海外リポート
安齋先生のカンボジアからの気まぐれ通信・・・No2
気まぐれ通信No2
言葉で出会うカンボジア-2-
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(チョムリアップ・リア)
出会いよりは、別れのほうが難しいものである。結婚は勢いと誤解でいけても、離婚にはそれなりのエネルギーを必要とするのと同様です。余韻の残る別れ、さわやかな別れができたら、何処であれ一人前とみなされる。
前回取り上げた「チョムリアップ・スオー」に対応するのが、「チョムリアップ・リア」、これも胸の前で手を合わせなくては、様にならない。「バイ・バイ」程度に軽く扱ってはいけない。近頃、片手をあげて「チョムリアップ・スオー」といって、『こんにちは』程度に使う若い人を見かけるが、これは不作法の極み、ガイドブックの会話編をHow toもの程度に扱う無知からきているといわれても仕方がない。学びを忘れた姿は傲慢につながる。
「チョムリアップ・スオー」は、『初めまして』『お久しぶり=ご無沙汰しておりました』という意味を込めた、かなり改まった挨拶です。ですから、別れの言葉、「チョムリアップ・リア」もまた、改まった言葉なのです。旅行者が仲良くなったガイドに名残を惜しむ、そんな時の余韻の残る言葉です。時に万感を込めて使っても様になるのです。だが、気をつけなくていけないのは、明日も会う人に「チョムリアップ・スオ」は滑稽です。長の別れではないからです。こんな時、それなりの丁寧な響きで当地の人たちが使うのが、
(リア・ハウイ)です。意味は、『お別れの時間ね。じゃ、さようなら」といったものです。
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(ソック・サバーイ)
もっとフレンドリイな別れはないか。あるのです。前回に取り上げた日常の挨拶「スオス・ダイ」同様、気楽に使えるのが、「ソック・サバーイ」(お元気で)です。これは、片手を上げて様になります。数日でも滞在するなら、是非、使ってみてください。当地の人たちから、それなりの<通>にみられますよ。
実は、この言葉、「スオス・ダイ」の代わりにも使えるのです。2回目以降に会う人なら、
(ソック・サバーイ・テー)です。<テー>は日本語の疑問文に使われる<~ですか>にあたりますから、意味は『お元気ですか』になり、人と会う挨拶として最適です。
余談ですが、こんな失敗例があります。カンボジア人の恋人に『さよなら』代わりに「チョムリアップ・リア」と言ったところ、恋人に怒られたそうです。半年も1年も会えない空港の別れならともかく、『長の別れ』となる「チョムリアップ・リア」は、<縁切り>と受け取られてしまいます。
数日や1週間程度なら、「ソック・サバーイ」にしましょう。
さて、言葉は文化の窓口だ、と思っています。ですからコラムのない会話編はイマイチと思っています。あれもこれも載せて、結局使い物にならない、といったことになります。また、国の面積や人口を知っただけでは、人の心の理解には届きません。言葉が窓口なら、心は奥座敷、そんなところに一筋届く光が、言わば、T.P.Oに合った言葉の使い方。それがこの<一期一語>だ、と言えるような言葉の紹介に努めていきます。

何処の地にも美しいあいさつがあります。
-画像;カンボジア・竹と風の学校-
カンボジア・竹と風の学校:校長
安 斉 恭 夫
安齋さんのカンボディアブログ・・訪日研修の軌跡・越後の春・雪・月・華・・・
「カンボジア・竹と風の学校」の支援者の皆さん
カンボジアは本格的な雨季に入っています。雨季はカンカン照りの乾季と比べて、スコールが来れば過ごしやすいです。雨季に入るだけで我が家の冷房代も10~20ドルは安くなります。幸い、カンボジアには“節電”なんていうのはなく、お金がなければ自ずと節電しますし、国道を一歩外れればバッテリー生活です。それでも近頃、不定期の停電があります。
おそらく経済特区と称するところや富裕層地区は停電はないのでしょう。遠いカンボジアから見れば、“節電”騒ぎの日本の姿は奇妙に漫画的にさえみえます。電力会社に乗せられた節電騒ぎに見える私ですが、こと節電については意見は全く逆だが、橋下知事と石原知事の発言が的を得ているように思えます。どちらもムードを煽る節電キャンペーンではなく(東電、政権批判の目くらましではないか)、やるなら根拠を持って実効あるものにしろ、といったところではないだろうか。
経済活動が大事なら、経済重点部門と一般家庭や商店等と区別した節電をすればいい、と思っている。仕事はばりばりやって、家に帰りゃちょっと我慢するか、といったことはあってもいい。が、全面自粛のような節電は知恵のあるまともな政策とは思えない、というのが実感です。
全面的な節電キャンペーンをするのなら、効果はただ一つ、徹底した省エネ技術の革新・開発に国が政策として強力に具体的に推進すべきである。
そうした具体的な理念や政策が見えてこないなかで自然エネルギーなんて言ったって、何年かかるんだよ、といったもので、だから皆が不透明感に苛立つのである。原発が結局のところかろうじての安全対策ができるだけであって、その実、制御できないエネルギーであったということが誰にも明白になったからには、人類史の観点からは脱原発への道は既定のことであって、それは短期的な反原発や原発依存の議論を超えたところにあるように思えます。科学・技術の問題は、新たな技術革新によって乗り越えねばならないというのは自明のことで、節電キャンペーンが具体的な技術革新に結びつかなければ、統制好きの昔懐かしさだけで痴呆状態になっている老害現象である(だから経団連も楽天から見放される!)、と思っている。
日本のニュースを見るに6月だというのに熊谷で39度を超えるなんていうのは、乾季の灼熱のインド並みである。どうか、「欲しがりません、勝つまでは」なんていう痩せ細った倫理キャンペーン“節電”なんてしないで、熱中症にならないことが肝要である。いざとなったら経済活動も熱中症で死ぬ人がでるようだったら、止めたっていいんだという図太さ必要だし、それでこそ日本人が元気でいる証左だと思っている。我慢する事なんてない。我慢していいことなんて、普通の人たちにとって日本の歴史でいいことなんて一度だってあったろうか。
さて、かくいう私ですが、何かと忙しい毎日を送っています。学校では新特別授業の設置で新先生の訓練と授業の定着という課題で身の休まる暇もありません。まあ、これも我慢してしていることではないんで、仕方がない事ですが・・・。それで前回のメール:訪日研修の軌跡18から大分日が経ってしまいました。ここにようやくにNo.19の報告ができます。
今回は「越後の春」第三弾です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
カンボジア・竹と風の学校を支援する会:代表
カンボジア・竹と風の学校 :校長
安 齊 恭 夫
住所:#171,Street 300, Bueng Keng Kang 2,
Phnom Penh, Cambodia.
Tel:(日本から)001-855-12392754
事務局(日本)080-5081-8802<小池隆夫>
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ミャンマーの新首都”ネピドー”・・・(3/5)
ミャンマーの新首都“ネピドー”・・・(3/5)
翌日MRザーニーがネピドー訪問をセットしてくれていた。
ヤンゴン市から約320KMの距離、夜中のAM12:30ホテルをスタートしました。
一応高速道路で片側2車線、何処まで走っても道路の両側に建物は全く無く畑と雑地で地平線が見える。

ただただ続く地平線・・・
地道幅は広く取っていますが、道路建設に当たり軍関係のいろいろな建設業者が利権で建設に当たったようで、
道路はスムーズに走れる箇所と技術が悪く区間によってはでこぼこのところが有り、決して快適とは言えないドライブでした。
その上技術の問題かトンネルが無く大きな坂が多いのが印象でした。

途中1ケ所だけあったドライブイン
首都を移した理由は、公務員が民主化勢力に合流しない為とか指導者が占星術によって占って貰ったとか?
何で海からも遠く、不便なだれも住んでいないこの地を選んだのかと?
それも理由があり海からの攻撃を避ける為とか?
・・・何処の国からの侵略を恐れているのかな?・・・その政府が最も頼っているのが中国???
いかにも軍事政権のにおいがします。
しかしこのネピドー、非常にインフラが整っており道路も広く夜間の照明は一晩中ついているし、停電も少ないとか・・・しかしこの不便な場所に行政機関が全て移転した為、困っているのは国民です。
ヤンゴンからの汽車はないし、バスも1日何本かしかなくヤンゴンにすむ公務員は毎朝AM4:00に家を出て
PM10:00頃帰宅するようです。
今は高級公務員の為、無料で住める住宅を建設しているとの事。

ジュエリーセンター
兎に角このネピドー、高原を削って創っただけ有って道幅は広いし全て新しく非常に綺麗だ。
その上ミャンマー名物の黄金のパゴダがこの都市にも新しく創られている。
ヤンゴンに有るシュエタゴパゴダを模して創ったとか、かなり大きなパゴダである。

最近建設された広大なバコダ
堂内の壁には大きな彫刻が施されているがシュエタゴパゴダのような重厚さは感じられなく参拝客もほとんど居ない。ただの建築物でしか思えない。

お釈迦様の像 壁画
区画整理された中にスーパーマーケットや修理業者などが集まっている地区が有り、少しづつ全国からそれぞれの区画に転入が始まっている。

新しく出来たショッピングモール 車の修理業者がある区画
その中心に新しく建てられたミャンマーの国会議事堂が有る。相当広大である。廻りはフェンスで囲まれている。
近づく事は出来ないが建物は一般の我々も見ることが出来る。
日曜日に訪問したせいか人も車も殆ど走っていない。

フェンスで囲まれている国会議事堂
綺麗に舗装された、しかしだれも利用していない広い道路だけが今のこの国を象徴しているように思えた。
この遷都事業で国の財政は相当負担になっているらしい。
・・・そうまでしなくても今有るヤンゴン市のインフラをもっと生活しやすく整備し国民が活動しやすくすれば良いと思いましたが?
やはり年何回か国会が開かれる為、軍人中心の国会議員は民衆のテロを最も怖がっているとの話も聞きます。
一部の偏った国に支えられるのではなく公平な民主主義の仲間入りができる事を国民は望んでいるのではないでしょうか?
識字率90%の良識有るミャンマーの国民が・・・
水江
カンボジアから・・・安斉先生の気まぐれ通信♪
先日、偶然にオートギャラクシーの水江氏とプノンペンでお会いしました。その時、言わば在住者だから解るカンボジア気質といった話で盛り上がったところ、帰国後、水江氏からブログの依頼があり、誠実な水江氏のお人柄から快諾しました。その時、小生からの返事に一期の出会いは何かのご縁と、投稿をシリーズ化したいと申し出ました。小生、ちょっとずぼらなところもあり、気まぐれ通信となるかもしれませんが、水江氏とのご縁を大切にして息の長いものにしたいと願っております。
言葉で出会うカンボジア-1-
チョムリアップ・スオー、
スオスダイ
「間違いだらけのクメール語」とは言わないまでも、「間違いやすいクメール語」理解はあります。
さて、旅行雑誌を除くと「カンボジア語会話」というコーナーがありますが、短期間の旅行者にとっては、読み物であっても実用的ではありません。なかには、『えっ、こんなこと聞いたことがないよ』というのも載っています。
例えば、「おはよう」「こんばんは」などのカンボジア語、現地の人に訊くと『これは、テレビやラジオで言うだけで、普段誰も使いません』とのことでした。どうやら翻訳造語のようです。
この一言があれば、クメールの微笑みが返ってくる、そんな言葉があればいいのです。
旅行雑誌の会話でコミュニケーションならば、今、流行の「指さし会話」のほうがずっと役立ちますし、変な発音で誤解されることもありません。
今回の挨拶言葉は、クメール語の紹介ページがあれば、かならず出てくるポピュラーもの。でもこれも使い方次第でちょっとディープになります。
『チョムリアップ・スオー』とカタカナ御発音でも胸の前で合掌すれば、先ずは通じます。これは朝から夜までの万能挨拶語で「こんにちは」と翻訳されることが多いですが、本当は日本語の「初めまして」に近い、または「お久しぶりです」といった改まった挨拶語です。
これが終われば、次の日に訪ねて行って、同じ挨拶語を言う現地の人はまずいません。
ホテルなどで朝会う従業員に「チョムリアップ・スオー」は滑稽です。ならば「Good Morning」のほうがスマートです。当地に住んでいるとカンボジアとは挨拶の少ない国だ、思ってしまいます。一度知り合いになると、我が家にぬーと入ってきて、ぬーと消えてゆくことが多々あります。
そのため、「おい、一言、言えや」とムッとすることもあります。元々、隣近所の付き合いしかない農民が圧倒的に多いのですから訪ねる人も訪ねてくる人も、そして会う人も小さい頃から知っているという間柄なので、挨拶無用なのでしょう。
でも挨拶もなく黙って会えないよねーという人に便利な言葉がという人に便利な言葉があります。
スオスダイ、これは、二度目以降に会う人への挨拶としては、まず万能に近いです。知人、友人ならば「やあ」に近いし、よほどのお偉いさんでなければ、「こんにちは」になります。そして時間を選びません。
カンボジア・竹と風の学校:校長
現地発行旅行誌D.A.C.マガジン:編集長
安 齊 恭 夫
(現地在住:2002年~)
*「カンボジア・竹と風の学校」については、ネットで検索し新聞記事をご参照。
クメールの微笑み(アンコールトム・バイヨン寺院)

あいさつ:カンボジア・竹と風の学校

ミャンマーに自動車学校が有るの・・・?-(2/5)
ミャンマーの自動車学校・・・(2/5)
4月30日弊社オートギャラクシーは、現在日本全国の自動車学校から直接教習車を買取らせて頂いております。
メンテナンスのしっかりしたこの教習車をミャンマーに輸出できないか?との思いで教習車の情報収集にとミャンマーの教習所を訪問しました。
ヤンゴンには2箇所くらいしかないそうだ。
この国は昨年(2010年)の10月ハンドルが右ハンドルから左ハンドルに替わったらしい。
即ち車は右側通行になった。
昔日本でも沖縄県で左ハンドルが右ハンドルに変わった事が有る。
しかしそれとは違い国内の交通ルールが一度に車輌が右側通行に替わったのだ。
従って今後輸入中古車は左ハンドルに限るとの事である。
しかしこの教習所で教えている車輌はジープタイプの右ハンドル車である。


殆どがジープタイプ
コース内は確かに右側通行である。・・・奇妙に見える。コースも日本のように広くは無くS字カーブとか坂道発進、車庫入れ等のコース・スペースは無い。
ただエンジンをかけて前に進んでいるだけのようだ。ここで程ほどの時間練習後試験を受けて免許証をもらうのだそうだ。
日本で30年~40年前、自動車教習所の無かったころ僕らが河川 敷きの貸しコースで何時間か練習して本番の試験で免許取得したのと同じ方法だ。
右ハンドル車で練習、免許証を取得して左ハンドルの道路を走る??・・・何と矛盾している事が許されているのだろう?



日本の自動車学校風景 講習を受ける勉強室
ミャンマーも先々インフラも整備され免許証を取る人が増えるだろう。そうすれば品質の良い日本の中古教習車の
需要も有るだろう?当然、補助ブレーキ補助ミラーのついた。・・・
教習車の輸出は喜ばれるのではないか?とこっそり思っていたのだが?ダメな公算が強い。
現在ここで使用されている教習車は現地で手造りで製造されているジープで価格もUS$3,000からUS$3,500と
安い上タイヤはトラックタイヤ、バンパーもごつく少々ぶつけても問題の無い様に造られている。
各家庭で所有している右ハンドルの自家用車を持ち込んで練習しても良いらしい。

現在、日本では左ハンドルのアメ車、ヨーロッパ車が輸入されているようにこの国でも先々どちらのハンドル車でも登録を許可される事を期待したいものです。
水江一正
ミャンマー・カンボジア業界訪問・・・(1/5)

ゴールデンウィークを利用して ミャンマーとカンボディアへ行ってきました。(1)
平成23年5月13日
3月下旬ミャンマーの某インポーターから連絡が入り日野レインボー29人乗りのBest Priceを出して欲しい。
今ミャンマーへ輸出できるのかな?と思いながら・・・
FOB価格○○万円?直接何回かやり取りをして受注した。
その後日本国内にいるミャンマー人から連絡が入り当中古車センターへ来社して車輌をチェックし現金を支払って行った。
4月始め、今度はミャンマーで多角的にビジネスをしている別の日本人Mr.H氏からハイラックスサーフSSR-X、○○年式を20台~25台至急集めてくれませんか?との相談を受けた。
10数年前多くのミャンマー人が日本に来てクリーニング屋や焼き鳥屋でアルバイトをしながら日産サニースーパーサルーン、トヨタタウンエース、トヨタハイエース等を買って行った時期が有る。
どのミャンマー人もまったく同じモデル希望した。
その車が入庫すると現金を支払い弊社から自分で車輌を持ち出し船積みしていた。
その後ミャンマー国内では政治的な問題が多発し、日本でミャンマー人をほとんど見かけなくなった。
国際社会から締め出され色々な問題があったのだろう?
2011年3月、民主主義の確立を目的にとの事で総選挙が行われ国民から選ばれた?新政権が誕生した。
新大統領ティンセイン氏
国民が選んだといっても軍関係者の国会議員が85%、閣僚については全閣僚33人の内、民間人はたった4人だそうだ。
軍によるクーデターから20数年、国民による第一回選挙、不正、汚職、賄賂は当然あったのだろうがとり合えず
世界に知らしめる選挙が行われたのだ。
そしてこれから毎年国会が開かれ少しずつ民主化していくのだろう?・・・
ミャンマー人口5000万人、国民は宗教心が厚く識字率が高い。
少しずつ本物になるのだろう?
それを見越してミャンマー人インポーターや日本人ブローカーが動き出しているのではないか?

早速、船会社A・C(株)の荻原さんに頼んで直近の国別中古車輸出車輌の実績リストを送ってもらった。
1月1,177台、2月695台と決して多くは無いが輸出台数20位前後のランキング最近まではランクにも出なかったがやはり西側から制裁解除を見越した動きだろう?
ビジネスの臭いがプンプンする。今年のゴールデンウィークは曜日の組み見合わせも良くまとめて取れそうだ。
名古屋のミャンマーとの事業経歴20数年実績のある伊藤さんに久し振りに連絡を取ってみた。
現在、本人今年6月迄ヤンゴンの日本人学校で日本語を教えているらしい。丁度良かった。
メールと電話で打合せた上4月29日のチケットを取り、ミャンマー大使館でVisaを取得して情報収集の為、訪問することにした。
4月29日成田発PM12:00タイ航空TG306、ミャンマー首都ヤンゴンへはPM18:45到着、時差2時間半、バンコック乗り換えもスムーズで意外と順調だった。
10数年ぶりに訪問したヤンゴン空港広くは無いが以前より綺麗に整備されガラス張りですぐで迎えの人達と対面できる空港になっていた。

ヤンゴン
通関を終えて出迎えに来て頂いた伊藤さんやMR,ザーニーその他数人の人達と合流する事が出来た。
“熱いですね?“いや今日は35~36度、夕方雨が降って涼しい方ですよ”“ウワァーこれで涼しい?この気候とこれからお付き合いするのか?”と少々閉口した。
翌日から早速ミャンマー訪問のスケジュールが組まれ行動する事になった。
伊藤さんは学校があるからとの事で、滞在中はMRザーニーがコーディネートしてくれる事になった。
彼は日本の大学で6年間留学し日本語は勿論の事、自動車大好き人間である。
在学中も何台か船積みをしたことがあるとの事、卒業論文で“日本中古車市場の現状と未来”をテーマにしたらしい。

Mrザーニーと
伊藤さんの紹介である・・・ベストの人選だ。
先ず翌日、新車の製造工場を訪問した。ものすごく大きく立派な工場である。

インド人の財閥が経営をしているとの事、毎月500台~600台の新車を生産している。
そこの社長と直接情報交換、打ち合わせの後、新車の生産ライン、ヘルメットをかぶり見学させて貰う事にしました。


“なんだコリャー!ハイエースではないか?”確かにハイエースのかたちはしているがトヨタではないとの事。
新品の部品だが別の国から仕入れている為、若干品質に問題があることもあるらしい・・・しかし良く出来ている。
我々が見ても見分けがつかない、どう見てもハイエース10人乗りワゴンである。



この車が日本円で大体300万円~350万円でこちらでは販売されているらしい。
日本から輸入されるホンモノの中古ハイエース10人乗りの方がそれよりも高いがそれでもミャンマー人には評判がいいらしい。・・・やや安心した。
しかし日本の国産車を持ち込むためにはいくつかの壁があることが判った。
いや輸出出来ないのかも?との不安もよぎった。
続く・・・
水江
モンゴル大使館訪問
在日モンゴル大使館訪問
先週の4月20日に東京、渋谷の在日モンゴル大使館を訪問いたしました。
大使館内の大広間に通され、商務・経済担当の参事官のダンバダルジャー・バッチジャルガル氏に面会させていただきました。
ダンバダルジャー・バッチジャルガル氏(モンゴル大使館入り口にて)
そこで、興味深いお話を聞くことが出来ました。
20数年前、モンゴル国に日本政府より400台余りのバスが寄与されたとのころです。
いずれのバスもごく最近まで稼動し、モンゴル国内の重要な交通手段として活躍したとのことでした。モンゴル政府も国民の評価は非常に高く、今現在、車にとどまらず、日本製の製品はすべて、モンゴル国民に愛されているそうです。

3月11日に東日本を襲った大震災に対し、モンゴル政府はいち早く1億円を、また市民の間に義援金活動が起こり2億円を、(モンゴルの総人口は約270万人)合わせて総額3億円の義援金として日本に寄与したそうです。日本国ならびに日本国民は心から感謝をしなければならないと感じます。これからも両国の友好関係が一層強いものになると確信しております。
海外事業部
山田 隆康
東日本大震災・・・海外からの暖かいメッセージ!
海外からのあたたかい応援メッセージ
平成23年3月11日の東日本大震災は世界各国のメディアによって大きく報道されました。
弊社の海外のお客様よりあたたかいメールを多数いただきました。一部を掲載させていただきます。
今回の震災で日本国は多大なる人的、物的損害を被りました。それに対し、世界中の人々が日本国に多大なる人的、物的支援および、あたたかい応援をいただきました。日本には大勢の仲間が世界にいると痛感しました。
日本国ならびに日本国民はこれに感謝し、より早くの復興を実現し、全世界の人々に恩返しをしなければならないと思います。
私ども、オート・ギャラクシーも微力ですが被災地にバス、タクシーをお届けいたしました。
海外のお客様ためにも、高品質な日本製のバス、教習車をより多くご提供させていただく所存でございます。
「Hello Mr. Takayasu Yamada I do hope all is safe in your area your family and friends are all safe very sorry to your country with earthquake and ocean water damage and death. Keep safe thank you」 From Australia 13th March 2011
“I deeply shocked and saddened” at the devastation caused by the Tsunami and Earth Quarter and expressing my condolences, “especially to the families of those who have lost their lives, to the injured and to all who have been affected by this terrible disaster.”
From the standpoint of daily life, however, there is one thing we do know: That we are here for the sake of others...for the countless unknown souls with whose fate we are connected by a bond of sympathy. "Many times a day, I realize how much my outer and inner life is built upon the labors of people, both living and dead, and how earnestly I must exert myself in order to give in return as much as I have received."-
My Almighty God be with all Japanese people and I hope will definitely overcome the natural disaster and rebuild their beautiful homeland.” From Tanzania 11th March 2011
Good day to you!
We are regret to hear that it was happened a bad natural disaster, Tsunami recently. We hope to wish all of you are fine in Japan. From Zambia 11th March 2011
G'day thank you for your E.mail good to hear you are all well up in Japan very sad things gone wrong we pray for you. From Australia 1st April 2011
Thank you very much for your email.
First of all we are very sorry for what happened in Japan, the earthquake & tsunamai,
as we saw in the world news, we hope you are not effected.
From Uganda 14th April 2011
モンゴル国在留日本人の皆様に心よりお悔み申しあげます。人間は自然災害をなんともできませんね。日本はモンゴルの第三隣国なので、モンゴルの国民がとても悲しみ。政府をはじめ義捐金の運動を行っています。
ご報告のゲラを送付いたします。全部をそのままに掲載しました。ご検討、お願いいたします。振込み先は明日お送りしますので、よろしくお願いします。
From Mongolia 14th March 2011
株式会社 オート・ギャラクシー
海外事業部 山田 隆康
日本とインドネシア2国間の国際行事

日本とインドネシア2国間の国際行事
1.マルティ外務大臣の訪日
マルティ・ナタレガワ外相は、外務省賓客として2月17日から18日の日程で日本を訪問し、前原外務大臣との日・インドネシア外相会談(第1回閣僚級戦略対話)を行ったほか、菅総理大臣を表敬しました。
日本とインドネシアは、二国間のみならず、地域、国際社会への課題への対応でも協働する戦略的パートナーとしての関係をレベルアップさせることとしています。このような観点から、海上安全保障、災害救援、インフラ整備、地域協力、ミャンマー、中東和平、北朝鮮など幅広い分野につき議論致しました。
なお、本年はインドネシアがASEAN議長として重要な役割を果たしています。
日インドネシア外相会談においては、二国間関係をレベルアップさせ、戦略的パートナーシップを強化するため、あらゆるレベルでの対話の強化、海上安全保障や災害救援などの安全保障分野での協力、「首都圏投資促進特別地域(MPA)構想」の推進などのインフラ整備を含む経済分野での協力について合意されました。
また、両外相はインドネシアがASEAN議長を務める本年、日ASEAN、EASでの連携の強化やミャンマー問題、更には、中東和平のための協力や北朝鮮問題についても意見交換しました。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/2/0218_10.html
2.日本経団連ASEANミッションのインドネシア訪問
米倉弘昌日本経団連会長率いる日本経団連ASEANミッションの一行が2月13日から15日に掛けてジャカルタを訪問し、ユドヨノ大統領及びブディオノ副大統領への表敬、ハッタ経済担当調整大臣、ヒダヤット工業大臣及びスリンASEAN事務局長との会談、KADIN(インドネシア商工会議所)との会合等を実施しました。
これら会議においては、主にIEDC(インドネシア経済回廊)やMPA(首都圏投資促進特別地域構想)を含めたインドネシアのインフラ整備に関する協力、二国間オフセット・メカニズムなどの地球温暖化問題に関する協力、昨年のASEAN首脳会議で合意されたASEAN連結性マスタープラン等に関する協力、本年ASEAN議長国を務めるインドネシアとの間での東アジアやASEAN関係の協力等につき意見交換が行われました。
詳しくは以下の日本経団連のウェブサイトをご覧下さい。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/011.html
3.FEC・ASEAN経済事情等調査団のインドネシア訪問
山口範雄味の素株式会社代表取締役会長を団長とするFECアセアン経済事情等調査団が2月20日から23日にかけてジャカルタを訪問し、スルヨKADIN会頭の他、外務省、国家開発企画庁、経済担当調整大臣府、投資調整庁幹部との会談等を行い、IEDC(インドネシア経済回廊構想)の進捗状況等のインドネシアの最新の経済情勢や日本企業の更なる投資に向けた環境作り等につき率直な意見交換が行われました。
4.日本伝統文化紹介「茶道・華道」
2月7日、当館は、茶道裏千家淡交会インドネシア協会、及びいけばな池坊インドネシア支部と協力をして、当地の各界・各層で活躍する女性及び当地の外交団夫人約50名を招待し、日本の伝統文化である茶道及び華道の実演・ワークショップを大使公邸にて行いました。茶道実演では、併せて参加者全員にお茶とお菓子がもてなされ体験型として茶道文化が紹介されたほか、いけばな紹介では、三種の異なったスタイルのいけばなが実演を交えて紹介されるとともに、活発な質疑応答を通じて日本伝統文化に対する理解が更に深められました。
5.インドネシア高校生日本語弁論大会全国大会
2月19日(土)、第10回インドネシア高校生日本語弁論大会全国大会が国際交流基金、国家教育省、国営ラジオ放送局(RRI)の主催により開催されました。今回、全国8地区約600人が参加した地区予選を勝ち抜いた13人が出場し、「せいかつかんきょうをまもるために」と環境問題について論じた中部ジャワ州マグランのタルナ・ヌサンタラ高校3年生のインガル・アルミタサリさんが優勝しました。インガルさんら1位から4位の入賞者は、今年7月に東京で開催される「海外高校生による日本語スピーチコンテスト」等に参加します。
ミャンマー雑記 Part7
ミャンマー雑記 Part 7
ヤンゴンの環状線を走っている汽車の駅のプラットフォーム。機関車はディーゼルエンジン。
車両はかなり古い。レールも古い。各車両に乗り降り口はあるがドアは取り付けてない。
速度はゆっくりしており車よりも遅い。
この駅はヤンゴン中央駅から5番目にある駅で、私のアパートから歩いて10分ぐらいのところにある。
珍しく陸橋が架かっている。ご覧のようにホームとホームの間は広くとってあり植木があり、花を付けている。
これはイギリス植民地の名残なのだろう。
駅に切符を売る窓口はあるが改札口はない。生徒に聞いたところでは、車内検札はないという。
とすると「タダで乗れるということになる」
と生徒にただすと、返事はアイマイになる。ミャンマー人はそのようなセコイことはやらないらしい。
運賃は安いという。ここではバスにしろ汽車にしろ公共交通機関の料金は安く設定してあるようだ。
乗客の中には、大きなカゴに野菜や果物、鶏を詰め込んで郊外から市場へ持ち込む姿もある。
長距離列車もあるが、人々は値段は割り高になるが長距離バスを利用する人が多い。
バスのほうが早くて乗り心地がいいというのだ。 ・・
私はまだ、ここの汽車に乗ったことはない。
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