ソロモン諸島の平石さんからブログを頂きました。
美しきソロモン諸島でハエとの闘い!!
水江様、
お世話になっております。
平石さん
本日は、ハエとの闘いについて投稿してみたいと思います。
思い起こせば6年前・・・。初めてソロモンに来たときには、そこらじゅうを飛び回るハエが不潔な感じがして、いやでいやでたまりませんでした。食事のときも、ご飯に寄ってくるハエ、顔にとまるハエ、家の中にいるハエを必死になって追い払っていたものでした。
ところが慣れとは恐ろしいもので、暮らしているうちに、いつのまにかハエと共存することになれてしまっていたようです。ご飯を食べるとき、咀嚼する間にスプーンを持つ手を食器の周りにひらひらと漂わせて、ハエがごはんにとまらないようにする技を自然に身につけていました。
昨年両親がソロモンに遊びに来たとき、「このハエなんとかならないの?」と言われるまで、なんとも思わず生活していたのです。
さっそく両親がスーパーマーケットで買い込んできたのはハエタタキ5本!翌朝からパチンパチンとハエをたたき始めました。
父いわく、「なんで中国にはハエが一匹もいないか知ってるか?見つけたらすぐ殺すんだよ。だから毎日殺していれば、一匹もいなくなるぞ」とのこと。
父の言葉により、ハエの一匹もいない快適な暮らしを夢見るようになった私は、早速パチンパチンとハエをたたき始めました。
すると・・とれるとれる、面白いようにハエがとれる・・!50匹はあっという間、朝の時間がないときなので、30分で切り上げ。玄関前のコンクリートは、ハエの死体で真っ黒。
玄関先のハエの残骸
「これはハエを撃退できる日も近いかも・・。」と、わくわくしながら、家人にも「1日1人50匹ノルマ!」と言い渡し、ハエ撲滅作戦を開始・・!
結果、確かに家の中にはハエはいなくなり、ゆっくり食事できるように・・・しかし、外のハエが全然減らない!やっつけてもやっつけてもまたどこからかやってくる・・、そりゃそうだよ、うちだけいくら頑張ったって、隣近所やゴミためから新しいハエがどんどん生まれやってくるんだもの・・。
両親が帰って2週間もすると、朝のパチンパチンという音はもはや聞こえなくなり、家人も飛び回るハエをよそにゆったりとすわっている・・。私だけがたまにキーっとヒステリックにやっつけてまわる、それだけになってしまいました。
確かに、ハエをやっつけるのはスカッとはするけど、結構な労力だし、結果も見えないとあっては、体力温存思考のソロモン人はあっという間にあきてしまいました・・。
そして今年、また両親が遊びに来て、ぼろぼろになったまま放置されたハエタタキを見て、新たに10本のハエタタキを買っていきました。(中国製の薄っぺらな作りなので、強く打ちつけると壊れる)しかし今回は、あまり使われることもないまま(ハエタタキは)きれいに保たれています。お父さん、お母さん、ゴメンナサイ!
いつか、気力も体力も有り余ったときに、隣近所と一大プロジェクトを計画して、ハエを撲滅したいと思います。
しかし、たまにこうして日本の基準に触れることで、いい加減になってしまった部分を見直すことができ、良かったと思います。今では、家の中のハエは、多いときはやっつけるようにしています。また、週末の余暇に表でパチンパチンとやってみたりもします。
いつかハエがこの世からいなくなる日なんて、来るのかしら・・。
平石
美しきかなソロモン諸島
伝統楽器の演奏風景 ソロモンのレストラン
平石さんブログ有難う御座います。
大量のハエの攻撃、僕らの子供の頃の日本,”三丁目の夕日”のイメージですね?
ハエたたきと天井からぶら下げられたハエ取り紙・・・そこに黒いハエがベットリ・・それも大衆食堂とか喫茶店で・・
やぶ蚊よりはましだと思いながらウチワや新聞で追い払いながら食事をしたものでした。・・・でもソロモンのハエは相当大きいのでは?
それに南国のハエはウチワ位では逃げないですよね?
隣近所と1大プロジェクトより下水道と残飯処理の方が効果的ですね?
今日本にはスプレータイプや粉末状など色々な殺虫剤も有るようですよ?
健康には充分留意して頑張ってください。
水江