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新潟県の関根学園高校スキー部の横山様より

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関根学園高校のスキー部横山様より横山様からの手紙オートギャラクシー 水江 様この度は、マイクロバスの購入に関しまして、購入前の相談から購入、そして納車まで、大変丁寧に対応していただきありがとうございま... Read More

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☆シャチョウサン暫く!!

☆シャチョウサン暫く!!

Mrナンダナさん来日!!数年ぶりに再会!Mrナンダナ・・新宿にて☆シャチョウサン暫く!9月29日(月)朝一番ミーティング中に聞き覚えのある外国ナマリノ日本語で電話が有った。オー、MRナンダナ!(スリラ... Read More

アントニオ猪木が久米川駅前で応援エンゼツ!

久米川駅前にアントニオ猪木が応援に来ました!

6月22日(土)明日は東京都議会議員選挙!久米川駅前に立て看板が有った。
本日PM5:15分から日本維新の会の“野田かずさ”候補の応援演説にアントニオ猪木が応援に来ます。
10分程して黒いアルファードから降りて来た。70歳過ぎてもやはりパワーを感じさせる。

30年前のモハメド・アリとの異種格闘技のTV放映があった。僕は日産の現役セールスをしていた。
こっそりユーザーの事務所でお客様と一緒に興奮しながら“当時、ボクシング界では敵無しのヘビー級チャンピオンのプロボクサー、モハメド・アリだ。どんな試合をするのだろう?”わくわくしながらテレビ観戦をした思い出が有る。

その他スタンハンセン、ビルロビンソン、ジャイアント馬場等などプロレス全盛のころPM8:00にはTV中継が楽しみだった事を思い出す。
今日は白いワイシャツにいつもの赤いマフラー? 選挙カーに上るなり“この度日本を元気にする為に日本維新の会から出馬する事になりました。ジャーやりましょう!イチ、ニー、サン、ダー”・・“イノキー、イノキ、イノキ”久米川市民大盛り上がり。
アントニオ猪木 007+1
ダー!!
しかし何故この人、今参議院出馬?何か実績が有ったっけ?・・何でも石原さんに頼まれて日本を元気にする為に出るそうだ。
橋本代表の慰安婦発言、沖縄米軍に風俗店をもっと活用してくれ発言等など維新の会には向かい風、支持率が下がっている。そこでこの人アントニオ猪木の登場?演説の内容は良く判らない。僕はパラオの一つの島を買ってそこでのんびりしようと思っていた。・・とか?参議院の時にイラクへ行って日本人救出の努力をしたとか?維新の会も僕をもっと上手く使ってくれればよいのに・・とか?
今の日本の置かれている立場判っているのかなー?しかし久米川駅前のお兄ちゃんお姉ちゃんは大盛り上がり・・
アントニオ猪木 009+1 アントニオ猪木 010+1
選挙権なさそうなお兄ちゃんお姉ちゃんも・・
政治家の立会演説会では無くエンターティメントのライブを見ているようだ。そこで応援されている“野田かずさ”候補、明日の選挙は“アントニオ猪木では無く野田かずさ、ですからね!野田かずさ”に投票をお願い致しまーす!・・本当だ。
アントニオ猪木 012+1
候補者は”野田かずささん”
今騒いでいるこの聴衆、アントニオ猪木と書きそうな雰囲気である。しかし、演説が終わり握手会、目の前にいるあのアントニオ猪木はやはり年齢のせいか最盛期よりやや痩せて顔のつやは今一つであった。
“国会の卍固め”   “消費税の延髄切り”   は出来るのか?
来月いよいよ参議院選挙だヨ!日本維新の会の皆さん!立て直し間に合いますか?
水江一正

まんパク

manpaku.png 「まんパク」  まんパク 005+1
今回は立川市の昭和記念公園にて開催された巨大フードフェス「まんパク」に行ってきました。昨年は土曜日に行って大変混んでいたため今年は平日に行ってきました!

先ずは入場券500円を買っていざ入場。平日の昼間とあって少しはすいていたが、それでも人出は多い感じ。入口入ってすぐにまんパクマスコットキャラの巨大風船?巨大ぽうが目にとまり1枚ぱちり。風でけっこうゆれてます。
まんパク 002+1 まんパク 015+1
さて今回のお目当ては、茨城県古河より丸万餃子。四角い変わった形の餃子に興味津々!さてお味は・・・?・・・シナモン好きな方どーぞ!残念ながらシナモンを好まない私にはNG。
まんパク 016+1 まんパク 019+1
手前が丸万餃子
お口直しに北海道小樽のなると屋から「ざんぎ」をいただくことに。美味い!このお店は若鶏半身揚げが美味しいとTVなどでもよく紹介されているが、これを食べると他のものが食べられなくなるので今回はパス。小樽に行ったら食べよっと。
まんパク 017+1 まんパク 018+1
小樽なると屋「ざんぎ」ウマイ!!
ビールを片手にもう少し何か食べようかと歩いていると「松井秀喜」の看板がありカレーを売っているではないか、話のネタに松井家秘伝のカレー(試合用)ハーフを購入。ニンニクチップがたっぷり入ったカレーは・・・・・・・・普通・・・でした。
まんパク 003+1 まんパク 004+1
放映された松井家秘伝のカレー?
まだまだ食べたかったのですがビールのせいもあってかおなか一杯に。帰りがけに北海道とうもろこしアイスとたこざんぎを買って会場を後にすることに。
たこザンギ
こういうフェスは大人数で行って、少しずつ分け合って食べ歩くのが一番良いと思われます。次回は仲間大勢で行こうと思います!
まんパク 001+1まんパク 006+1まんパク 007+1
次回は大勢でチャレンジ!!
小田嶋
まんパクフェスタは6月3日までやってます!  Let's Go!!         
まんパクHP: http://manpaku.jp/

中古輸出で頑張るパキスタン人!

パキスタンの子供たち
中古輸出で頑張るパキスタン人!

日本人は一度セルシオ等、高級車に乗ると軽四輪にはもう乗らないでしょう?それが今の豊かな日本人なのです。日本人は交通ルール、マナーはきちんと守ります。それは世界中から評価されています。
僕らは追い越し禁止地域で追い越しすることも有ります。信号無視することも有ります。

危ないな~事故するだろう?ハイ事故することも有ります。それだけ早く目的地に着きたいのです。事故(失敗)した場合は大きく遅れます。しかしパキスタン国内では再起が難しいですが日本ではそれが出来ます。早く立ち直れます。

ゴミとして捨てられている解体車を今まで以上に探して輸出すればよいのです。
僕は数年前、足立区で60坪の3階建ての家を現金で建てました。ローンではないの?
イスラムの世界では銀行からお金を借りてはいけません。だから僕と奥さんは一生懸命貯金して現金で買いました。

50歳前後?このMRA氏、淡々と苦労話を交えながら何事もなかった様に話をしている。
僕もこの業界で永くビジネスをやっている。彼の話している事は大体理解出来る。
“そりゃないだろう?と思うところも多々有るが、それも話の味付け・・彼の言うとおり我々ももう一度足元を見直し苦しい時を思い出し初心に戻る必要が有る。

“この車もう乗らないから処分してよ!”確かに古いがコンデションの良い車が多い。アルミホィールだってタイヤだってボンネットだって中古部品として充分価値が有る。
しかし日本の中古車業者から見るとそれはやはりただのゴミでしかない。
2事故車 事故車1
事故車も宝の山?
十年以上経った古い車を買う日本人がいないからだ。“みっともない”からだ。先ず世間体を考えるからだ。しかしそれは狭い日本の中だけの話だ。彼らは世界を相手にこれら3万円で買った車を20万円で売ることが出来るコネクションを持って居る。相当高い利益率だ。
日本国内で30万円の車を200万円で売る等は到底考えられない。その上仕入れする解体車は殆どタダだ。彼ら場合によっては3万円とか5万円の処分料を受け取る。

今では日本人の若者は油にまみれる汚れ仕事は嫌がる。外で汗をかく仕事は嫌がる。
クーラーの効いた事務所でコーヒーを飲みながらパソコンを使う仕事がトレンディーらしい。
しかしその青年たちは職に就く事が出来ず5人に1人がフリーター?
“ゆとり教育”とかで順位の付かない成績で育ってきている。競うことを嫌う。

その若い彼らの嫌がるこの仕事こそが儲かるのだ。お金をもらって車を頂き、それを中古部品に仕分け、NETに展示しておけばその欲しい部品代を振り込んでくれる。その仕事こそが資金もいらず最も利益率の高いビジネスなのに・・
その中心で事業展開しているのがパキスタン人達でありスリランカ人達である。
昔、彼らの国を訪問したことが有る。彼らは母国に両親や家族の為に建てた御殿の様な住宅を持って居る人たちが多い。
パキスタンの豪邸
パキスタンの豪邸
彼らはとにかく日本の中古車の事は詳しい。車型、オプション、年式、特にオークション相場については驚くほど詳しい。車体番号で価格の違いを見分ける。年式も見分ける。特に最近はNETでのやり取りが増えたせいも有り情報、データは物凄く集めておりよく調べている。その上勉強も相当しているのが判る。日本の中古車業者より数倍真剣に見える。

(日本人も相当真剣に戦っている業者も居るが)彼らは仲間同士の強力なネットワークがある。彼らには日本の銀行からの融資は無い。異国の地でビジネスをする為の独特の情報交換の場が有る。それは毎月、又は毎週お祈りに訪問する教会である。そして非常に仲間意識が強い。
そして今日も又電話が掛かってくる。
“ハイエースナイデスカ?” “ソレタカイカラヤスクシテクダサイ”・・・
つづく
水江一正

RTS Autoview 様からWeekly News Letterを頂きました。

RTS Autoview 様のHOTなNews!!  ウガンダ(国旗)
魅力的なナンバープレート
ウガンダでは興味深い現象が起きています。「UAS」から始まっていたナンバープレートの表示が、最後の"S"が次のアルファベットに移り、先週から「UAT」の表示になりました。すると新しいナンバープレートを手に入れたい、というお客さんが殺到し、今週売り上げが急に上がりました。世の中の流行などというのは日本でも予期しにくいものですが、それ以上に不意をつかれたような動きですね。このようなナンバープレートのちょっとした変化も購買意欲を上げるということも、大切な知識の一つです。
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更なる車社会の発展
先週にウガンダ政府と世界銀行が道路工事に15億ドルのプロジェクトの契約を結びました。ウガンダの首都カンパラからエンテベ空港までのエンテベ通りと、カンパラ西部の第二都市ジンジャに続くジンジャ通りを二車線から四車線にする、大きな道路工事が行われることになりました。これらの通りはウガンダで一番大きな道路で、日々大きな渋滞をしています。

近年車の走行数も増え、今後も増えることを予想し、政府は道路拡大に踏み切ったのです。このプロジェクトは6月に最終的な承認を受け、道路沿いの住民やお店などに政府から補償金が配当され、彼らには1年間の移動期間が設けられます。そして2015年より工事開始予定となっています。道路の拡大は更なる車の増加と市場の拡大が期待されます。
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株式会社RTS Autoview 日本オフィス
RTS Autoview Ltd., Japan office
RTS Autoview 様のWeekly News の一部分を紹介させて頂きました。
タクシーパーク(カンパラ) マウンテンゴリラ
タクシーパーク(カンパラ)  ゴリラ公園のマウンテンゴリラ
ウガンダに興味が注がれるWeekly News でした。今後のご活躍に期待します。
(株)オートギャラクシー

中古輸出業界で頑張るパキスタン人!

パキスタン国旗 国旗   パキスタン国章 国章        

日本の中古輸出業界で多くのパキスタン人が頑張っています!
昨年の暮れ僕はミャンマーに仕事で行く事にした。ミャンマーのザニー君から一度会って欲しいと言う人がいると言う事だ。パキスタン人だ。
弊社は今では優秀な多くのパキスタン人バイヤーとの付き合いが有る。これ以上そのチャンネルを増やしても?余り気乗りはしなかったが会う事にした。
年末12月29日(土)PM5:00高田の馬場の喫茶店で待ち合わせる事にした。
僕は15分ほど前に到着して書類の整理をしていた。

5時を20分過ぎたがまだ来ない、連絡もない。こちらから電話した。今秋葉原ですから後10分程待って下さい。
初めからこれか?それから30分そしてさらに約1時間近く待たされた・・
余り失礼な為会うなり“君ネ、日本人と仕事するなら時間は守りなさい?”・・“すみません!
電車で迷って”少し大げさだ・・これも彼らのテクニック?遅れた理由を色々説明していたがかれらはいつも似たような弁解をする。冷めて聞いた。

MR(A氏)来日27年結婚して奥さんは日本人らしく3人の子供がいるとの事、日本語は巧いし良く喋る。
“僕はミャンマーを中心に中古車輸出を20年以上やっています。数年前にロシアの輸出ルールが変って今まで集めた車が全てダメになりひどい目に会いました。”

その他にも“ドバイにショウルームを持ってビジネスをしていた。始めは儲かったがヨーロッパから安い左ハンドルが大量に入った為、大赤字になり店を閉鎖した。”等など僕も似たような経験が有る為、納得しながら話を聞いた。しかし常々感心させられるのは彼らのバイタリティーと精神力だ。

数年前まではほとんど毎日、日本中のオークション通いをしていたとか。遠いオークションには朝5時に起きて高速道路を使い、会場でそれぞれの車をチェックして1日掛かりで競っていたとの事。
オークション会場日本のオークション会場 日本のオークション会場
今甥っ子にウガンダで中古車の販売店をやらせている。親戚の叔父さん夫婦はザンビアで中古部品を日本から輸入しています。へ~?よくそこまでやれるよね~?
縁もゆかりもない知らない国で大変だろう?そうです始めはコネも無く全く知らない国で大変でしたが今は儲かっています。現在のパキスタンは我々家族が生活できない程ビンボーです。それ以上に苦しい国は無いのです。だから初めての国で仕事をすることは怖くないのです。

pakistan_map.gifパキスタンMAP
我々が岡山から静岡に引っ越して仕事を見つけるのとは違う。風俗も習慣も食べ物も違う、資金もない、仕事を始めるにもコネクションも無い?当然銀行は相手にしてくれない。失敗は全く考えないのか?
良く日本を選んだね?

日本の事は友達から少し聞いていました。特に日本へ来た時、英語の出来る日本人はあまり居ません。言葉には大変困りましたがお金が無くても食べ物と飲み物は何処にでも有ります。日本人はまだ食べられるものでも捨ててしまいます。公園に行けば水道が有ります。ベンチも有ります。それに治安が良いのです。 へ~!?

今の日本はお金を払えばいつでも何でも買えます。コップ一杯のお水でも買えます。それが当たり前になっています。我々の国は一日のお水の為にツボを持って1時間も歩いて川に水を汲みに行きます。僕らから見て日本人は幸せです。全ての日本人はそれが当たり前になっている為、気づかない事が多いのです。

それが僕たちにとってとても大きなビジネスチャンスです。
10年以上経った中古車を日本人はゴミとしてしか見ないでしょう?海外へ輸出するとこれは数十万円で買ってもらえます。日本の中古車マーケット、特に解体車は宝の山なのです。

オルタネーター中古  中古エンジン
オルタネーター中古   中古エンジン
日本車は優秀です。新興国では30年以上経った日本車を修理しながら大事に使い続けます。
その為に10年以上経った車の部品でも求めます。その部品を供給すれば儲かります。
しかもその部品の仕入れは殆どタダですから・・・つづく
水江 一正

大国インドネシアの素描 PART3

経済大国ジャカルタ
大国インドネシアの素描 PART3

6 経済大国への期待
ジャカルタ北西部、国際空港に向かう高速道路に面して、ジャカルタで最高の65階建のマンションを開発中です。一戸当り4千万~5千万円(約50億ルピア)の高額ですが、300戸余りが、未だ完成していないのに既に完売したと言はれています。

このような富裕層もいますが、インドネシアの総人口の35% 約8,000万人と言はれる中間層が消費需要を大きく伸ばしているのです。
これは、化石燃料の輸出による経済効果でしょうが、今後インドネシアも旧態依然の化石燃料の輸出に頼るばかりで無く、新たなビジネスを構築することが必要と言はれています。
日本のO.D.Aによる大規模プロジェクトも、長い援助期間を経て歴史的に終盤に入つと言はれています.
日本もこの躍動する中間層市場に向かつて、中小企業によるビジネス展開が期待されているのでないかと思います。
7 インドネシアの人は幸福でしょうか
ブータンの国王夫妻が来日され、国民総幸福量が大きく話題になったことを聞きました。
ブータン国王夫妻
ブータン国王夫妻
今や日本は、戦後の耐乏生活から、高度成長の良き時代を経験し少子高齢化の時代に入り老後を考えると幸せとは何かを考えるようになったと言はれています。
現地で任期を終え帰国する人は、殆どの人がインドネシアの生活は楽しく幸せだったと言って帰られます。
インドネシアの国を支えている多くの中間層の人々は、日本生活に比べて質粗な生活をしています。
日常の食事は、飯にイカンアシン(塩魚)とテンペイゴレンですが、皆とても楽しそうです。
イカンアシン ナシゴレン
イカンアシン       有名なナシゴレン
テンペゴレン(納豆の揚げ物?) テンペゴレン
テンペゴレン(納豆の揚げ物?)
今、多くの人々は如何にして金を貯めて、ニ輪車、自動車を購入するか、叉車を買い替えるか新聞の宣伝欄を見て楽しんでいます。
信仰の強いインドネシアの人々は、時代の波に迎合せずに、時の流れは神様に任せて、自然の生活を楽しんでいる幸福な姿は、私達に素朴な人間性の暖かさを感じさせます。
イスラム教寺院
イスラム教寺院
8.おわりに
粗文拝読して頂き有難うございました。
今でも、イリヤンジャの山奥で、原始生活をしている部族 叉、日本で有名なトラジャコーヒ地域の葬式文化、千年後に偶然発見された世界最大の仏教ボルフド-ル寺院などについて、風俗、観光地、を紹介したいと思っていましたが、ついに脱線してしました。若し叉の機会が有りましたら、ご紹介させて頂きたいと思っています。
インドネシア(水牛) ボロブドゥール遺跡
水牛を引いての農業    ボロブドゥール遺跡
大木
大木さんのLOW OFFICE です。
LENI INDRAWATI&ASSOCIATES
TEL:021-33018889
FAX:021-7540890
E-Mail:leni.indrawati@gmail.com

http://www.leniindrawati&ass.com

ミャンマーの中古車事情 Part4

ヤンゴン市の中古車販売とバザール
ヤンゴンでは今のところ日本でよく見かける40台~50台の在庫展示している業者は未だ数社しかない。
2~3台の中古車を保有したにわかブローカーらしき人達は相当いるらしくヤンゴン市の所有地数千坪にそれらのブローカーが寄り集まり毎日自分達の中古車を並べてバザールが行われている場所が有る。
ミャンマー 113+1ミャンマー 115+1ミャンマー 116+1
バザール会場(場所を確保するのが大変である)
日本でも時々東京ドームを借り切って中古車業者が中古車を持ち寄って展示即売会をやる。あのイメージだ。
その数、数百台だろうか?このバザールは前回17年前に来た時に既に始まっていた。当時かなり規模は小さかったと思う。
その後時間も経ち大分進化している。敷地内にはレストランも出来ているし商談コーナーもある。

数百台の各展示車は夜になるとそれぞれの車を各自毎日持ち帰る。そして翌朝又持ち込んで出品をする。
従って同じところに同じ車は並んでいない。その為に一台一台に連絡先の電話番号が表示されている。大変な苦労だ。それぞれのブローカーが持ち込んだ中古車、貴重な一台の為ピカピカに磨かれている。

特にエンジンルーム等、歯ブラシの様なもので磨いている。中には自分では中古車を持っておらず客を連れて来て商談して2万円~3万円のコミッションを貰う、彼らサラリーマンの2か月分以上の給料に相当する額だ。駐車場はヤンゴン市の持ち物の為、展示した日にち分だけ払えばよい。
ミャンマー 063+1 ミャンマー 110+1
ここで商談したり待機したり、チョットお洒落なレストランも
この他、僕がショックを受けた中古車販売のスタイル、現在日本全国で実際に行われている中古車オークションにNETを通じてミャンマー国内から直接参加するシステムだ。

このソフトはロシア人が開発したらしいのだが、例えば平成15年式トヨタマークⅡが欲しいお客が居るとしてあらかじめ日本全国で開催されるオークションの出品リストの中から対象車両の出品時間に合わせてパソコンの前でそのお客はインポーターと一緒に待機する。

日本との時差は2時間半、そして希望の車が落札したら(落札できないケースが多い)申込金を受け取りそれを日本側の外人ブローカーがシッピングの手伝いをする。
台当たり2万円~3万円の利益だそうだが台数がまとまればかなりの金額になる。我々には想像して居なかった事が目の前で行われている。

今後ミャンマーではこの様な流通システムになるのだろうか?日本の中古車オークション会場は資格を持った専門業者のみ参加が許されその車を落札後、自社に持ち帰り外装、内装他メンテナンスをして正常な利益を載せてユーザーに届けるものである。当然アフターサービスを付けて・・
ミャンマー 127+1
ザーニー君の事務所でも顧客とNETのオークションで商談
しかしこのミャンマー方式では現状販売そのものだ。我々専門事業者がオークションで落札しても中にはエンジントラブル他クレーム車両も多々あるのだが?この様な方法で購入したお客さん、ミッションの入りが悪かったりダイナモが充電しなかった場合、運が悪かったとあきらめるのでしょうか?結構高い買い物になるが?日本のオークション会場にはその為にクレーム処理専門のセクションが有るくらいなのに?

やはりその方法を取って販売しているザニー君、ヤンゴン港から輸入車を引き揚げてチェックしたところマークⅡのリヤーガーニッシュにひび割れ発見!人の良いザニー君12,000円の部品代を自腹でサービス・・20,000円のコミッションの中から・・

しかし日本から売れ筋車両を見込みで仕入れて展示している中古車業者もある。お客も現車を見て触って安心して買う事が出来る。やはり現車が有る方が在庫回転は良いようだ。

今ヤンゴンの中古車市場は創成期、正常な日本の流通システムに追いつくためには相当紆余曲折が有るのだろう。
材木業者、ゴム園やホテル、不動産業などを経営していて多額の資金を持って居る途上国の出資者はどこの国の人も中古自動車のマーケットに目を付ける。売り値いくらと買い値いくら?判りやすいそれに回転が速い。
ミャンマー人の平均収入は30,000~40,000KC(チャット)(1,000KCは100円)
サラリーマン 120,000KC
銀行員     300,000KC
公務員      60,000KC
だから公務員は賄賂を貰わないと生活していけないそうである

ミャンマーでも同じである。彼らにわかインポーターは判で押したように希望する車種が決まっている。
トヨタマークⅡ、カローラ、ハイラックス、タウンエース、プロボックス等など、売れ筋商品を見込みで仕入れる。

この方法は現在の日本の中古車業者のスタイルと同じだ、但しこれも問題が有り、昨年9月頃一度にミャンマーの市場が開いた為、在日のミャンマー人ブローカーが日本のオークションから同じ車を輸入し始めた。それも一斉に日本中のリアルオークションで、NETオークションで・・当然たちまちマークⅡ、ハイラックスの日本の相場は上がる物凄い勢いで高騰する。
そしてそれらの車がミャンマー中に氾濫する。今度はマークⅡ、ハイラックスの欲しい車を探しているお客さん、ゆっくりと安く売っている事業者を根気よく探して購入する事になる。即ちにわかインポーターは高く仕入れて安く売る?又は換金の為バッタ売りする。

悪いことに政府の税制がコロコロ変わる。半年前に僕がザニー君に“そうなるから注意しろよ!”と言っていた。今まさにミャンマー市場はその通りになっている。中には負債の単位が大きすぎて自殺した人もいると聞く。
まさに数十年前の我々が現役の頃の日本の中古車市場の様だ。ミャンマーのマーケットも今後7割以上の中古車業者が無くなり強いところだけが残るだろう。

その後、自動車ローンが普及して強い業者はより強くなり業界も落ち着いてくるのだろう。
そして環境が落ち着いてくると自分だけの車、目立つ車が欲しくなる。即ち個性に合わせた車だ。故障する前の事前の点検も必要になる。整備点検、鈑金、タイヤ、オーディオ、アクセサリー等の業者が潤ってくることになる。
これらは我々日本人が過去経験したマーケットの流れだから・・ミャンマーの人達も同じことを感じるだろう?
水江一正

ミャンマーの中古車事情 Part3

マンダレー訪問
マンダレー城の壁と堀 マンダレー丘
マンダレー城の壁と堀   マンダレー丘
マンダレーはミャンマー第二の都市である。しかしミャンマー流通の中心だけ有ってヤンゴン市よりむしろこちらの方が熱気が有る。
マンダレー市街
マンダレー市街
ここはバイクの乗り入れは可能。中国製の赤さびたバイクが物凄く多く走っている。
中にはマフラーが落ちかけたまま白い煙を吐きながら走っている。後ろに若い可愛い御嬢さんを載せて・・
信号も無い上、斜めに走ったり横から飛び出して来たり。危ない事この上ない。しかしザニー君はこともなげに“カムリG,LTD”を運転している。

僕らにはとんでもない運転に見えるがやはりこの国独特の運転のルールが有るのだろう。事故は見かけない。
その上、立て看板もないし目立ったビルもない即ち目安となる建物が無い。行く先は判るのかな?やはりザ-ニー君も時々歩いている人、たむろしている人に場所を聞きながら行く、これがみんな親切だ。場所が判って車が走り出しているのにまだ説明をしている。
その上驚くことに言葉が通じない人もいるらしい。この地域多くの部族が有り風速習慣が今でも異なっているらしい。
MAP.jpg
8つの部族、135の民族がそれぞれの州と文化を持っている
すべての人々が学校に通った訳ではなく学校へ行かなかった人は標準語がしゃべれない為、ヤンゴン市の人の言葉が判らないのだ。
色々訪ねながらこの町で大型バスの販売、大型バスのレンタカー等を手広く扱っている事業会社を見つける事が出来た。彼らの欲しがるバスは口をそろえて“三菱ふそう観光バス”を指定する。現在、日本中のオークションで競われているバスだ。
ミャンマー 089+1 ミャンマー 093+1
MSはこの国の観光バスの代名詞   日本からの車もオークションに
しかも在日のミャンマー人同士が競って居る為、相場が物凄い勢いで高騰している。当社も付き合いの深い日本国内の大型バス業者にその型式の質問をすると“ミャンマー向けでしょ?そうとうミャンマーブローカーが探し回っているよ”との事。

さてマンダレーのそのバス事業者へは日本からのお客様と言う事で事前にアポとって訪問したのだがそこの社長、“集金の件で緊急にヤンゴンへ行かなければならなくなった”と空振り食った。事前にアポを取って行ったのに瞬間“嫌われたかな?”と不安がよぎったが、そこの専務と話して納得した。実は日本にいるミャンマー人ブローカーへ大型観光バス2台の集荷を頼み多額の仕入れ資金を渡したがその観光バスが3ヶ月経っても来ない、その上本人と連絡もつかないと言う事だ。しかもその観光バスを本当に買ったかどうかもわからないとの事、通常日本からの中古車輸出のルールは申込金60%を受け取り船済み後、残額支払って完了!が常識だがミャンマー人はそのルールは通用しない。その上ミャンマー国内では外貨規制が有りまとまった現金の海外送金は出来ない。


色々なカラクリが有って日本へ送金をしている。例えば彼らの希望する支払いについても色々な方法が有るが例えば先ず40%現金で船済み、タイのレムチャバン港着25%、その後ヤンゴンに到着後、現車を見て残り25%??このビジネス、利益が大きく取引はしたいがこれではあまりに危なすぎる。それが数カ月たった今ミャンマー人と日本側輸出業者との取引は一般的な貿易ルールに沿った正常な輸出契約でやり取りがなされるようになった。多分その時これまでの流れが急に変わり大きな金の動きに問題が生じて日本にいるブローカーが何かやりくりに支障が有ったのだろう?この様なトラブルはこの国では中古マーケットが落ち着くまでしばらく続くだろう。

彼らの公務員給料の70年~80年分の現金をカバンに入れて持ち歩いて日本の中古車業者と大型バスの取引をするのだから・・・
取りあえずその会社の専務と今後の大型バス、中型バスその他ミャンマーの現在の市場について打ち合わせて日本からの情報提供、商談をする約束をして近いうち又訪問する約束をして帰る事にした。
今度は飛行機の予約を取って・・
舗装は未だされてなく町中ほこりまみれだが緑が深く気持ちの優しい人達の多い、何となく気持ちが落ち着けるマンダレーでした。
セドナホテル ミャンマー 024+1
マンダレーのセドナホテル ホテルから見たマンダレー丘
水江一正

ミャンマー使節団との合同会議

中古車輸出組合の主催でミャンマー使節団との合同会議が有りました。
”日本からミャンマーへの中古車輸出台数が昨年、延べ100万台 を越したとの事です。”
2月12日、八重洲富士やホテルでミャンマー側から20数名のインポーターが、日本側から70数名の輸出業者が集まり各参加者の紹介などセレモニーの後、名刺交換、商談会などが行われました。

ミャンマーの中古車業界は今、混乱期だと思われますが、来日した輸入業者たちは良い商品を出来るだけ安く出来るだけ多く仕入れる為、日本の情報を集めようと真剣に話し込んでいました。
僕もミャンマーマーケットには以前から非常に興味を持って居た為、この機会に参加しました。
ミャンマー中古自動車輸入組合 HTAY AUNG会長 ご挨拶 佐藤理事長挨拶
HTAY.AUNG会長ご挨拶   佐藤理事長ご挨拶
参加するに際し、昨年から日本語留学で来日している(以前弊社のブログでも紹介いたしました)“ワディー”にミャンマーの民族衣装を着てもらい同行しました。赤いロンジーの民族衣装、さすがにインパクトが有り彼女はこの会合で相当目立ちました。
中古車組合(ミャンマー2) 023+1
ロンジー姿の”ワディ”
バイヤー達も若い可愛いミャンマーの女の子に日本で会えるとは考えて居なかったと見えてミャンマー語で通訳の商談会は打ち解けてスムーズに運び今後、継続的な取引にも良い結果に結び付きそうです。
中には一緒に写真を撮って“僕のアドレスにメールをくれ”等と言うバイヤーも居ました。
中古車組合(ミャンマー2) 021+1 中古車組合(ミャンマー会合) 020+1
バイヤー達とツーショット!!
日本側参加者の中には他にもミャンマー人女性が居ましたが聞くと在日2年のオフィスレディーの為、黒のリクルートスーツで目立たず。ワディーの勝!
しかし僕の方は短時間で20数人との名刺交換と商談会の為、商談の内容とバイヤーの名前が混乱しており今後のフォローが少々気になります。
今ここにいるバイヤー達はこの後、新幹線で大阪へ行きやはり大阪の輸出業者達と次の商談会をするそうです・・彼らはもっと混乱しているでしょう?

彼らの手を見ると既に日本側サプライヤーの名刺を数十枚、片手で持ちきれないほど持って居るのだから?しっかりとしたアフターフォローしないと殆どの人達の名刺が無駄になるように思える。
幸い弊社はマイクロバス、ミニバス専門の業者であることをアピールしておいたから幾らか印象に残って居ればよいが?と自分に言い聞かせながら・・次のステップの企画を練る事にした。
ミャンマー 088+1 ミャンマー 101+1
ミャンマーのオークション会場にて 
しかしミャンマーマーケットは税率や年式については非常に難しい、その上政府のルールがチョクチョク変わるのだ。
アフリカや大洋州などとは全く違う、民主化されたと言ってもまだ軍事政権の利権構造がそのまま残っている。右ハンドルの規制についても“わいろ外交”の得意な中国からの影の圧力を感じる。

それに対して日本側からの働き掛けは品質が良いとか、右ハンドルの事故率が低いデータが有るとか?・・
これでは発展途上国からの日本車は締め出されますよね?
しかもミャンマーの国民は中国製の新車の品質の悪さにはあきれていますからね?
それでも政府の規制となれば仕方がないのですね?

それら難しい事情を今日参加している何割の輸出業者が知っているのかな?
新しいマーケットである事には違いないが?火傷しなければ良いが?等と余計な心配をしながら解散をして弊社オートギャラクシー事務所に向かった。
水江一正

ミャンマーの中古車事情 Part2

ミャンマーの中古車事情 ミャンマー国旗

ではミャンマーの中古車事情はどうなのか?
ミャンマー 098+1ミャンマー 102+1ミャンマー 112+1
  ミャンマーのオークション会場(良い場所を確保する為に朝早くから持ち込む)
今年の年末年始は日並びが良く10日前後の連休となる。11月中旬より航空チケット予約の為に手を尽くしたがやはりもっと早くから手配をしている人が多く中々手に入らなかった。やっと12月31日発インチョン空港経由ヤンゴンが取れた。
機内で越年したことになるが2時間半の時差が有る為、到着したヤンゴンのホテルでも年末カウントダウンパーティーで大騒ぎ、僕は2回年末を迎えたことになる。

その上、この予約して貰ったホテルはイスラム系の人達が多いらしくビール・ワイン等のアルコール類が少ないように感じられた。あれこれ打ち合わせたらもう現地時間AM3時過ぎ、ルームサービスも終了で仕方なくホテルでサービスのペットボトルの水を飲みながら取りあえず寝る事にした。
朝7:30、昨日飛行場に出迎えに来てくれた現地のパートナーMR,ザーニー君のスケジュールによると今日はマンダレーの大型バスの事業者との面接をセットしてくれているらしい。

マンダレー?結構あるよね?ハイ距離は片道約800Kmくらい有ります。飛行機は取れないの?イエ、マンダレーで他にも何か所か回りますから僕の“カムリG、LTD”で動きます。

いきなり2泊3日往復1600Km?タフな青年だ、しかしその熱意は大事にしなければならない。
前回来た時には新首都ネピドーまで(片道500Km)車で走った。その時も結構走った気がしたが今度はそこから尚300Km先である。
ミャンマー 007+1ミャンマー 018+1ミャンマー 020+1
マンダレーに行く途中に立ち寄ったドライブイン(ここ1か所しか無い)
ミャンマー 010+1ミャンマーH25 499+1ミャンマー 013+1
並んだ料理の中から好きな物を選ぶ、日本の寿司コーナーもある
日本では片道東京から山口県迄の距離だ。彼らはこれだけの距離を月に何度も通うとの話、特に新首都ネピドーには鉄道省、建設省、法務省等主要官庁全て有るし20車線の幹線道路も有るが昼でも人けは無い。
しかもそこに勤めている官僚も週末には500Km先のヤンゴンの自宅へ帰るらしい。

何しろジャングル、山を削ったこの新首都は海外からの侵略に備え国を守る為、(と言うよりは政府に反感を持つヤンゴンより安全な為?)時の軍政府が星占いで決めた都市らしい。
今では周りには地平線が見える。いきなり出来た都市だ。
myanmar_map+1.jpg
さてその先のミャンマー第二の都市マンダレーには僕は16年ほど前に飛行機で訪問したことが有る。
航空運賃は二重価格で外国人の我々はミャンマー国民の倍近く支払った思い出が有った。到着した滑走路のすぐ近くでは鶏が餌をツイバミ、犬が尻尾を振ってなついて来るのどかな飛行場であった。

その上しょっちゅう停電が有り閉口したのを覚えている。しかし人々は親切で緑の多い非常にきれいな町だった印象が残っている。特に直径5㎝位有ったと思う路上の市場でお婆さんから買った、当時日本円で3円か5円位だった皮の薄い名前は判らないが物凄く甘いバナナを思い出す。
ミャンマー 070+1
思い出のバナナは何処に・・・
水江 一正

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